SESや派遣エンジニアは、クライアント先に客先常駐して仕事をすることが多いですが、プロジェクトは短期契約で1~3か月、中期契約で4~11か月と終了期間が決まっているものから、長期契約であれば1年以上と終了期間が決まっていないものまで区々あります。
短期契約や中期契約であれば1年以内に他のプロジェクトに新しく参画しなければならないので、慣れ親しんだプロジェクトのシステムやメンバーがリセットされて、また新しいプロジェクトで一から新しいメンバーとの関係を構築しなければなりません。
以下の記事で紹介した通り、定期的に人間関係を断ち切りたいリセット症候群を持っている人や、飽き性で環境を定期的に変えたい人であるならば、派遣SEや常駐派遣エンジニアというのはおすすめしたい働き方ではあります。

ただし、プロジェクトを転々とするということは、それなりに高い技術スキルがなければなりません。
スキルが低い無能の場合には、せっかく参画することができても短期間で契約終了とされてしまうこともあります。
現に私の場合は、元々は長期契約だったはずなので、参画してからメッキが剥がれてスキル不足を理由に急遽たった1か月で契約を切られて退場になってしまったことがあります。

この記事では、そんな無能な私から見ても、プロジェクトに新規参画してから無能だと思った人のNGな行動を4つ紹介します。
私は無能の中でも下の下の無能なエンジニアなので、人のことは言えないのですが、恐らくこの4つのいずれかに該当する場合は、プロジェクトメンバーやPL、PMから無能でコイツはダメだ!NGだ!と判断されて早期退場になってしまう可能性は否定できないと思いますので、これからSESエンジニアになる人や過去に退場になってしまった人は以下の内容を参考にしていただけましたら幸いです。
無能と判断されるNGな行動4選

環境構築を行います。
例えば、Javaで動いているWeb系のシステムであれば、EclipseをインストールしてTomcatのWebサーバをインストールして、MySQLのDBサーバをローカルにインストールしてテストデータのDBデータをインポートして……というような1日程度かけてやるものもあります。
新規参画プロジェクトで右も左も分からない状態だし、どんな有能な人でも初めて見るシステムなので、環境構築手順書が用意されていて、落ち着いて順番にやっていれば誰でもできるようになっているですが、その簡単な環境構築が全く進まずに終わらないという人が稀にいます。私も人のことは言えず、そうなってしまうことがあります。
新しい環境で焦ってしまったり、単純に環境構築のスキルがなかったり、つまらないところでハマってしまったり、様々な理由があって進まないことはありますが、あまりにもそれが酷いと

こんな簡単なこともできたいのか?
と無能扱いされる可能性が高いです。
個人的な意見として、手順書があったとしてもハマったり進まなくなってしまうことはあると思うので素直に聞いて解消するのが良いとは思います。
それでも、過去に私がいたプロジェクトで新規参画したメンバーが経験者として参画されたはずなのに、キーボードで文字を打つのも覚束無くて、パソコンに慣れていない、明らかに経歴を詐称している人がいて、簡単な環境構築が結局終わらずに、そのまま早期退場となってしまった人がいました。


並みの経験のあるエンジニアであれば、環境構築が終わらないということは考えられませんが、もし本当に終わることができなかった場合は、無能扱いされ、退場のリスクを伴うことを覚悟しておいた方がいいでしょう。
最近の開発現場では、PythonやRubyのWebアプリケーションで動いているWeb系のシステムでDockerをインストールしてイメージを実行させるだけで完結するような環境構築がほぼ不要なプロジェクトもありますので、環境構築に数日かかるようなプロジェクトは減りつつはあるとは思います。
新規参画したプロジェクトでは報告・連絡・相談をすることが大切です。
一般的なプロジェクトであれば、朝会や夕会、または日報をメールなどで提出する文化があると思いますので、その日の進捗状況を正直に伝えるようにしましょう。
私の知っている無能な人の特徴は、コミュニケーションを取ることが苦手なのか、仕事が全然進んでいないのに、報連相をしないで進捗状況を隠そうとする傾向にある人が多いように思えます。
日々の進捗報告で困ったことがなくて順調に進んでいると報告されたPLやPMからしたら、進捗に問題がないと判断しますが、締め切り直前になって全然できていないことが発覚したりすることも報連相をしない人にはよくあることです。
1日だけのことでも、朝から夕方までは何のアクションもしないで仕事をしているように見えたけど、実は仕事をしているフリをしていただけで、ハマってしまって進まずに、退勤する直前になって「すみません。できてません。」と報連相が遅れてしまう人もいます。だったらせめて昼休みに入る前の段階で報告しておけば、早めに他のメンバーが説明やヘルプに入ることで午後から作業が進んだのに、報連相が遅すぎたために半日無駄になってしまいます。
PLやPMが報連相しやすい雰囲気や環境を作ることも大切ではありますが、新規参画したプロジェクトでは無能な人は、とにかく報連相は必ずするようにして積極的にコミュニケーションは取るようにしましょう。
黙っていると報連相もできない無能扱いされてしまうことでしょう。
ITエンジニアは成果物を作成するのが仕事になります。
例として挙げると、要件定義書から設計書を作成したり、プログラミング言語を使って開発するシステムのソースコードを作成したり、テストを実施してクライアントに分かるように証跡を資料としてまとめたり、など、それぞれの工程やエンジニアの役割によって成果物を作成することは必須です。
だからこそ、成果物の品質が悪いと無能扱いされます。なぜなら成果物の品質が悪いと最悪誰かが作り直さなければならないからです。
例えば、とある画面の開発についてプログラミング言語を使って開発したとします。その後に待ち受けているのは、実装したシステムに不具合がないかを確認するテストになります。
テストは不具合を見つけて修正して、不具合がないシステムにするためのモノなので、不具合が出てしまうのは致し方がないこと、むしろリリース前に不具合を発見して修正することができて良かったということで、不具合が出ること自体は悪ではないし、それで無能扱いされることは少ないと思います。
問題なのは、そのテストを実施することすらできない、全く動かないようなものを作って成果物として提出してしまった場合で、テストができなくて、実装からやり直す羽目になってしまうので、成果物の品質が悪いと無能扱いされてしまう可能性は高いでしょう。
標準的なプロジェクトであればレビューの文化があるので、成果物として提出する前に判明することなのですが、炎上プロジェクトや忙しいプロジェクトだと自分主体で動かなくてはなりません。
特に参画したてのプロジェクトであれば、自分で品質の良い成果物を作ることを意識することが大切なことです。
これは論外で当たり前のことですが、仕事中に関係のない事をスマホでいじっていたり、寝ていたり、サボっていたり、仕事をしていない時間が長いと無能扱いされます。
これは間違いないでしょう。
ただ単にスキルが足りなくて仕事ができないならクライアントからクレームが入った場合、営業サイドから「業務に慣れるように一層努力してスキルを身に付けます」など、指摘された点を改善したり、努力次第で改善の余地はあるかもしれません。
しかし、無能な上に、仕事中に寝ていたり、スマホでゲームをしていたら一発アウトです。私の経験上、そういった行為をしていた人は、クライアントに見つかって指摘されたら、言い訳のしようがないので、完全NGな行動になってしまいます。
スキルがないのは致し方ないとして、サボるという行為だけは絶対にしないようにしましょう。
まとめ
この記事では、ITエンジニアが新規参画したプロジェクトで無能と判断されるNGな行動4選について紹介しました。
無能と判断されるのは、プログラミングや設計力に関する技術スキルと報連相や勤怠に関するスキルに分かることができると思います。
個人的な考えですが、技術スキルは本人の能力なので、低いのであれば、勉強や努力、経験を積まないとどうにもならないものだと思います。しかし、報連相や勤怠に関することはやろうと思えばできることではあると思います。
ですので、新規参画したプロジェクトでは、まずは環境構築でハマってしまった場合や自分のタスクの進捗は正直に報連相するようにしましょう。そして、サボることは絶対にしないで、真面目にプロジェクトに取り組むようにしましょう。それは能力とは関係ないことですので。








