わがままとは、無理なことでも自分がしたいままにすることを意味します。
周りの人のことを顧みない自分勝手なわがままであれば、周りの人に迷惑をかける行為で自己中と言われてしまうこともあります。
この記事では、現役エンジニアの私の周りにいたわがままなエンジニアの言動を5つ紹介します。
ただし、最初に断っておきますが、この記事で紹介するわがままはわがままを言ったその人、わがままを言われた人や会社にとっては、それぞれ良い事にも悪い事にもなります。
つまり、どのわがままだから良い・悪いということは分かりませんし、私にも何が良いわがままなのか、悪いわがままなのかはあえて触れませんので、この記事を読んでいる各々の読者の方がそれぞれの想いを持って読んで頂けましたら幸いです。
わがままなエンジニアの言動5選

テストはしたくない
ITエンジニアの開発者は、ウォーターフォール開発を行っているプロジェクトの場合、上流工程の設計書を作成する仕事から下流工程のプログラム言語を使ってプログラミングや、テスト仕様書を作成してテストを実施する人まで様々な役割があります。
経験年数がそれなりにあるエンジニアであれば、設計、製造、テストの工程をすべて担当することができるため、新規のプロジェクトや既存システムに対してシステム拡充を行うプロジェクトであれば、全ての工程を流れで対応することが多いです。実際に設計、製造した人がテストした方が効率も良いと理由もありますので。
ところが、炎上プロジェクトやプログラミングの工程を外部に委託しているようなプロジェクトでは、一部の工程を担当することができないということもあります。
例えば、炎上プロジェクトでは猫の手も借りたい切羽詰まった状態であるため、参画されてしまった場合、誰かがプログラミングしたシステムのテストをひたすらやらされるということもありますし、外部にプログラミング実装部分を委託しているプロジェクトに参画した場合、設計は行うことができますが、委託先にプログラミング実装してもらうので、絶対にプログラミングはできず、次に行うタスクとして考えられるのは、委託先が実装したプログラミングの受入テストぐらいになります。
つまり、上記で紹介した両者のプロジェクトではプログラミングができず、テストが主な仕事になるのですが、

自分はプログラミングが好きだし、プログラミングのスキルを付けたいのでテストなんてやりたくない
というわがままなエンジニアが存在していることがあります。
私はSESエンジニアをしているのですが、クライアント先に参画してからプログラミングをやらせてもらえないという現場もあったときがあって、



テストはしたくない。プログラミングがしたいから辞めます
という人が実際にいて、エンジニアの方から1~3か月で退場した人がいました。
記事の冒頭でも話しましたが、こういったわがままは、テストしかできなくてスキルを付けたいという向上心の面から考えたら良い事とも言えますし、仕事なんだし、テストだってしっかりとした業務なんだからやらないのはどうなの?という悪い事とも言えると思います。
だからこのようなわがままは良い事にも悪い事にもなりますが、実際にこういった意見を持って自ら退場してプロジェクトを変えるエンジニアを何人も見てきましたので、結構いると思われます。
テストコードを書く文化がないから開発したくない
システム開発でテストコードは、テストを自動化して工数を削減でき、さらに人間の目視よりも正確かつ高速に効率良くテストを実施できるなど、様々なメリットがあり、重要な役割をしています。
テストコードを書かなければなりませんが、新しい技術に挑戦的なプロジェクトでは、品質を考えて導入されていることが多いといっても過言ではありません。
ところが逆にプロジェクトに余裕がなかったり、あまりにも古い技術を採用しているプロジェクトだと、テストコードが導入されていないことがあります。
私が過去にいたプロジェクトでは、テストコードが導入されていなかったのですが、そのプロジェクトに新しく参画してきた人が



テストコードがないなんてありえない。こんな環境では開発できません。
と言い出して、すぐに退場してしまったことがあります。
これも良い事なのか悪い事なのかは置いといて、わがままなエンジニアでした。
上司が苦手だから変えて欲しい
私は過去にブラック企業にいたことがありますが、そのブラック企業には典型的なパワハラ社員がいました。
勿論、以下の記事に書いたように私はパワハラ反対派です。


パワハラ上司に当たってしまったら、気の弱い人なら逃げることはなかなか意見することはできないと思いますが、私が過去にパワハラ上司の部下になった人がいたのですが、罵倒された後、そのまま社長室に行って、



あの上司、自分とは合わないので上司を変えて下さい。
と直談判していました。
私は気が弱いのでそんなことは言えずに泣くことしかできません(無能な私が会社で泣いて人生変わった話)でしたので、自分で意見することができる人をある意味では尊敬したいのですが、上司やPL、PMを変えて欲しいというわがままを言ったり、メンバーが悪いからこのプロジェクトは無理と自分からプロジェクトを変えてしまうわがままなエンジニアもいます。
残業をしたくない
仕事が業務内に終わらなかったり、納期やリリースが迫っていて、どうしてもスケジュールに間に合わないようであれば、エンジニアが残業することは当たり前のことです。
ところが、仕事が終わっていないのに、業務外に仕事をしたくない、残業したくないというわがままなエンジニアも存在しています。
ただ、意味のない仕事を引き延ばされて残業しているのなら残業する必要はないと思いますが、自分の進捗が悪くて納期に間に合わないと言った場合は、残業して終わらせることが社会人としては当たり前のことになると思いますが、ただ早く帰りたいから残業したくないと理由だと、悪い意味でわがままなエンジニアとして周りの人に迷惑をかけたり、それが理由でプロジェクトを外されてしまうことになってしまうでしょう。
本番障害対応をしたくない
エンジニアとしてバリバリプログラミングで開発したい、プログラミング楽しい~と仕事を楽しんでいる人がいますが、その開発したプログラミングをリリースした後に商用環境で問題が発生したら、障害対応をしなくてはなりません。
その作業はプログラミング楽しい~とは正反対といってもいいほど、泥臭く、大変で、クライアントからのプレッシャーと圧からメンタルが折れそうになるぐらい緊迫感のある以下の記事に書いたような復旧作業をしなければなりません。





自分は開発でプログラミングはしたいけど、障害対応はしたくない
という自分のしたいことはやる、自分のしたくないことからは逃げる、というわがままなエンジニアもいます。
こういった姿勢が良い事なのか、悪い事なのか、私はあえて言いません。
まとめ
この記事では、現役エンジニアの私が聞いたわがままなエンジニアの言動5選について紹介しました。
エンジニアとしてのスキルを付けたいのに、スキルが付かない楽しくない雑務ばかりをやらされてしまって、プロジェクトを変えたいというようなわがままなエンジニアを中心に紹介しました。
個人的な意見になりますが、エンジニアとしてのスキルが付かないで成長できないと判断したのならプロジェクトを変えるという行為は悪い事でないと思います。むしろ、そのまま我慢して年数が経過して、歳を取って、気づいたときにはテストしかできないエンジニアになってしまうようなことがあったら、後悔しても遅いことになってしまうことにもなりかねないからです。
ただし、エンジニア界隈には、そういった雑務をこなしている人や大変な本番障害対応をエンジニアとして逃げずに文句も言わずにこなしている人だっています。
テストだって大切な業務ですし、スキルが付くこともあります。
だから私はそういったわがままを言わないエンジニアのことを心から尊敬していますが、この記事で紹介したわがままなエンジニアについて皆さんは様々な意見を持たれたことだと思いますが、誰にとっても悪い意味でのわがままを自分で言ってしまっていると自覚しているとしたら考え方を改めてみても良いでしょう。









