無能なITエンジニアをやっているダメ系と申します。
実は久しぶりに実家に帰っていました。
コロナ感染症が流行ってからずっと帰ってなかったので、何年かぶりで懐かしさもあったのですが、実家の部屋には私のものが置かれたままで何も変わっていませんでした。

何かあったときのために身なりは綺麗にしておかなければならないので、実家の掃除をしようと部屋の押し入れの中や机の中を見てみると幼少期の時から作成していたものを見つけたので、この記事ではその見つけたものを紹介したいと思います。
ダメ系こと私に興味はないと思いますが、ぜひ皆さんも実家に帰ったときには懐かしいものを見つけてほしいと思いましたので、参考にしていただければ幸いです。
実家に帰省して見つけた3つのモノ

将来の夢が書かれた作文
小学校1年のときに書いた将来の夢が書かれた作文が見つかりました。
幼少期の自分の夢がどんな夢であったか覚えていますか?
私には幼少期の頃からの知り合いがあるのですが、その人は幼少期の頃から看護師になりたいという夢をもっていたのですが、小学生、中学生、高校生と一貫してその夢は変わらず、最終的に看護系の専門学校に行って看護になってずっと辞めることなく働いているんですよね。恐らく、生涯は看護師で居続けるんだと思いますが、本当に凄い事で尊敬しています。
最初に持った夢をブレずに叶えるということは素敵なことですよね。
私はITエンジニアをやっていますが、無能で仕事がいつまでやってもできないままだし、歳ととっても怒られることが多いです。
正直、毎日仕事を辞めたいと思っていたことがあります。(失敗はしていますが)

だから私の夢はエンジニアではなく、将来のことを考えて情報系の学校を選択したという理由でエンジニアになったので、「夢=エンジニア」ではないということです。
それでは私の夢はなんだったのでしょうか?
実家で見つけた将来の夢が書かれた小1の作文にはこう書いてありました。
「しょうらいはわるいひとをやっつける、せいぎのみかたの『けいさつかん』になりたいです。」
40歳を過ぎた自分には想像もつかない職業でびっくりしました。
私は飽き性だしブレブレの性格なので、小3のことには全く異なる夢になっていて、小6、中学生、高校生とまた変わっていたんだと思います。
警察官と一貫していたら、警察官になれるような高校と大学に進学して、今頃は警察官になれていたんだろうか?と考えると夢はありますよね。
夢が人生の指標になりますので、夢を持つことの大切さを自分が過去に書いた作文を見て感じました。
ある人を褒めた作文
将来の夢とは別に、小学生5年生の頃に書かれた作文を見つけました。
その作文にはある人を褒めまくっていました。
ここで問題です。そのある人とは誰でしょう?
父親ではありません。母親でもなくて、家族ではありません。
友達でもありません。
……そこには私の初恋だった人を褒めた作文が書いてありました。
さすがに作文の中でその人のことを好きだったということは書かれていませんでしたが、内容は全然なくて不自然に褒めまくっている文章を見てちょっと笑ってしまいました。
恐らく、好きだったことは恥ずかくして言えなかったし、誰にも知られたくなったので、好きであることがバレないように「素晴らしい人です」とか「凄い人です」とか、内容のないことを連呼して、言葉だけで褒めていたんだと思います。
最後に先生のコメントで
具体的にどういうところが素晴らしいのか分からないので、それを書いてくれると嬉しかったです。
と書いてありました。先生、その通りです。
この作文を書いたことは完全に記憶の中になかったのと初恋をしたことを思い出して懐かしい気持ちになりました。
自作のゲーム
RPGツクールをご存じでしょうか?
ゲームを作る場合は、エンジニアであればご存じだと思いますが、プログラミングが必要になります。ところがRPGツクールはプログラミングなしで、モノを配置してイベントを作成すれば簡単に作れるというソフトになります。
RPGツクールは様々な媒体で発売されていて、イベントをフラグやスイッチを使って処理できたり、マクロを組んだりできるシリーズもあるので、本格的なRPGを作ることもできます。
実家では高校のときに作成したRPGツクールが見つかってプレイしてみたのですが、これがよくできていました。
主人公は私で、仲間は私の地元の友達でした。
街で登場する人物や店も私の実家の周りにあるものでセリフもしっかりと書き込まれていました。
結構な文字が撃ち込まれていたのですが、媒体は家庭用ゲーム機だったので、キーボードではなく十字キーで一文字ずつ入力していたということで、どれだけ暇だったんだよ?と思いました。
敵は近所の犬や嫌いな先輩、武器は金属バットやナタが武器、魔法はドラクエとFFのパクリ、必殺技に関しては「10倍かめはめ波」とドラゴンボールからパクっていたのですが、しっかりレベルが上がると覚えるようになっていて、バランス調整もしっかりされていました。それなりに楽しむこともできて3時間ほどかけて中ボスを倒すと、第2章に続く……で思ってしまいました。
ちなみに中ボスは近所に住んでいるおばあさんで、クリアした後に中身の作成したデータを見てみると、第2章以降で登場する新しい仲間やダンジョン、敵やボスの数々のデータが存在していたので、当時の私はまだまだ続きを作ろうとしていたんだと思います。
作成したゲームの記憶はほとんどなかったのですが、本当に高校生のときは暇だったんだと思います。あのゲームのボリュームからいって、1時間や2時間で作れるようなものではありませんでしたから…。

あんな意味もないゲームを作る暇があるんだったら勉強しておけよ!



そうしてももっといい大学に行ってもっと勉強しておけよ!



そうしないとお前はダメ系ITエンジニアという名の無能なエンジニアになってしまうことになるんだぞ!
と過去に戻れたら自分に言ってやりたくなりました。
まとめ
この記事では、無能なエンジニアの私が実家に帰省して見つけたものを紹介しました。
将来の夢が書かれた作文を読んでみると、私はエンジニアではなく警察官になりたかったようです。
ある人を褒めた作文を読んでみると、初恋だった人のことを褒めまくっていたようです。
自分が昔に書いた作文を読んでみると懐かしい気持ちになりますし、過去の自分から発見できることもあると思いますので、ぜひ実家に帰って掃除をする機会がある場合は、作文を探してみてはいかがでしょうか?
今エンジニアをしている人は過去の自分がどんな夢を持っていたのか確認してみてもよいでしょう。昔からエンジニアになりたくて今もエンジニアだったら夢を叶えたということで素敵なことだと思います。