2020年、コロナウイルスの猛威によって世界は大混乱になりました。
日本も例外ではなく、コロナ禍で緊急事態宣言が発令されたことでリモートワーク・テレワークが爆発的に普及しました。
私がしているITエンジニアの仕事はインターネットに接続できる環境でパソコンさえできれば日本中どこでもできるので、緊急事態宣言が解除された後でもリモートワークで対応できる案件が残っている状況にあります。
さて、そんなリモートワークの案件ですが、私もいくつかの案件を担当したことがありますが、面接はリモートでした。
つまり、自宅のパソコンからWebカメラで相互を映して音声でやりとりするという面接になります。
そこで私は思いつきました。
リモート面接ならではの突飛な攻略方法はないのかと。
……考えてみた結果、幾つかのアイデアを思いつきましたので、この記事では紹介します。
ただし、あくまでも突飛な方法です。
明らかに不自然だし、おかしいと思われますので、真似はしないでください。
もし、リモート面接に落ちまくってどうしようもなくなったときに試す価値はあるかもしれませんが、保証はできませんし責任も取れかねますのでご了承ください。
リモート面接の突飛なアイデア5選

1. 背景を受ける会社のロゴにする
リモート面接はWeb会議システムのアプリを使って行います。
アプリには、Teams、Skype、GoogleMeet、Webexなどがありますが、注目すべき機能は背景を変えられるということです。
背景の設定をしないとWebカメラに映っている自分と後ろに映っている部屋になると思います。
背景には設定することで、富士山や海や建物や、様々なものを設定して相手に映すことができるのですが、受ける会社のロゴを映してみてはどうでしょうか?
まず、頭がおかしいと思われるかもしれません……。または滑ることになるかもしれません。
しかし、受ける会社のロゴが背景に設定されていたら、入りたい会社への想いは伝わりますし、その前に「なんでうちの会社のログを背景に設定しているですか?」という質問をされるかもしれません。そこで上手い返しができれば好感を持たれるでしょうし、少し砕けた感じで緊張感は和らいで「コイツ面白い奴かも?」と思われるかもしれません。
だからなんだということですが、他の面接を受ける人とは差別化できますので、ちょっと変わった奴と思われたい人は試す価値はあるかもしれません。
2. 受ける会社をプレゼン
リモート面接では自分が操作している画面を相手のPCに映すことができます。
そこで面談の最後に

少しお時間よろしいでしょうか?
という感じであらかじめ自分で調べて作成しておいた受ける会社の良い部分と凄い部分のパワーポイントを相手のPCに共有して、受ける会社のことをプレゼンします。
そうすれば相手の会社に、自分がどれだけ会社に入りたいかという熱意が伝わって採用される可能性が高くなるかもしれません。
……しかし、滑ったらヤバイです。そして面接官が冷淡な人だったら



そんなことしてくれとは頼んでません、今すぐプレゼンを辞めて下さい
と言われてしまうかもしれません。
鋼のメンタルがあったら試してみる価値はあるかもしませんが……。
3. 自分で開発したアプリをプレゼン
ITエンジニアであれば自分で開発したアプリをリモート上でアピールしても良いかもしれません。パワーポイントを使ったプレゼンでも良いかもしれません。
駆け出しエンジニアの人はポートフォリオを作成していると思いますが、ポートフォリオとして提出はしていてもどれだけ見られているか分かりません。対面の面接でも説明する機会というのはあまり聞かないので、リモート面接で画面を映せるという特性を利用してソースコードを画面に映しても良いかもしれません。
高度なアプリであればエンジニアの目に入って即戦力になりそうなので即採用ということも期待できるかもしれません。
4. 自分で作ったAIに面接をやらせる
採用面接というのは面接を受ける人と面接官の「人」対「人」になります。この常識を覆すアイデアとして、面接を受ける自分側をAIで作成しておいて、



この面談では私の作成したAIが回答します
という感じでAIに答えされるのは面白いかもしれません。
ただ、ChatGPTのように器用に答えられるAIが作成できるような実力があれば、こんな回りくどいことをする必要はそもそもないと思いますが…。
5. 社長の趣味を質問しまくる
面接で採用となる基準は、実力やスキル、コミュニケーション能力、人間性、会社の理念と合致しているか、など様々あって、それは会社によって変わると思います。
私が過去に受けた会社で最終面接で社長に気に入られれば即採用という会社がありました。今の時代、そういった会社は少なくなってきているし、倫理的にどうなんだ?という意見もあるかと思いますが、その会社に何としても入りたい、という人なら社長に注目してみる価値はあると思います。
そこで私なら社長の趣味を会社のホームページやSNSで調べた上で趣味に関する質問しまくって会話をしてコミュニケーション能力をアピールします。
例えば、ゴルフが好きな社長なら



ゴルフのスコアはどのくらいで回りますか?



クラブのどのメーカーは使っていますか?



ゴルフ場はどこをよく利用されますか?
といった感じです。
もちろん質問しただけでは会話は成り立たないので、



スコア80ですか、凄いですね。私は最近始めたばかりで130なんですよ~



私も同じメーカー使ってます。ドライバー飛びますよね~



その栃木のゴルフ場、私もいったことあります。ランチのカレーが有名で美味しいですよね~
といった感じで趣味を通じて社長の目に入れば採用される可能性は上がると思います。リモート面接では画面を映して会話が弾んだら印象は良いと思います。少なくとも不愛想な人と比較した場合は……。
ただし、どんなに社長に気に入られようと、一定の基準を満たした実力やスキルがないと採用ということにはならないでしょうし、媚へつらっているのが見抜かれたり、そもそも趣味で選んだり、気に入られるとか関係のない社長だった場合には逆効果になって、面接が地獄絵図になる可能性がありますので、ご注意ください。あくまでも一か八かです。
まとめ
この記事では、一か八かリモート面接の突飛なアイデア5選について紹介しました。
紹介したアイデアは必勝法ではありません!
あくまでも一か八かの賭けになります。
滑ったら取り返しのつかないことになりますし、普通に面談をしていたら採用されたのに、このアイデアを実践したがために落ちてしまうということになりかねませんので、決して真似しないようにしてください。
とはいえ、面接に何十社、何百社を落ち続けている場合には打開策として、突飛なことをしてみるのもありかもしれません。
そのくらいインパクトのあることでもしないと負のスパイラルから抜け出すことは難しいかもしれません……。