SNSは今の時代、個人同士のやり取りだけでなく、企業のPRとしてもインターネットでなくてはならない情報共有サービスになっています。
この記事では、ダメ系で無能なITエンジニアの私が開発してみたい次に来るかもしれない?新しいSNSのアイデアを3選考えてみました。
一緒に開発してみたい人募集……は私が無能すぎて無理なのでしていませんが、開発できたらしてみたいというモノを考えてみましたので、興味のある方は以下の記事をどうぞ……。
開発してみたい新しいSNSのアイデア3選

音声のみでやり取りするSNS
SNSといえば、X(旧Twtter)の文字主体やInstagramの画像主体のやり取りを行うモノが多い中、音声のみのやり取りを行うSNSはどうだろうか?
音声のみであるのでラジオのような感覚で楽しめることもできるし、文字だけでは分からない声という情報を伝えることができるので、今までと違った楽しみ方をできるSNSになるのではないだろうか?
ポイントは、このSNSは文字や画像、動画を発信することができず、音声のみでしかやり取りができないというもので、あえて音声という制約を取り入れることでXやInstagramと差別化を図りたいという狙いがあります。
音声でのやり取りは、以下の2つのモードを想定しています。
- リアルタイムモード
音声でのやり取りをリアルタイムで行います。
電話と同じような感覚ですが、さらにコミュニティーや部屋を作ってSNSっぽくします。
- スタンドアロンモード
音声ファイルをアップロードして利用者はその音声のみを聞くことができます。
ラジオのような感覚に近いものになります。
エンジニアの観点では、標準的なSNSのパッケージを使って開発して、文字や画像のやり取りの機能を削除して、音声のみでやり取りをできる機能を拡張して開発するといった感じでできると思います。
音声のみでやり取り……まあ、あったよね、こういうやつ。クラブハウスとかいう名前のやつ。
なぜか一時期にテレビでも爆発的に話題になって、

すげーSNSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
とあまりSNSに興味のない私でさえ、面白そうなのが出たーと思ったものです。
ところがトレンドになった数日ぐらいで嘘みたいに急に終息して消えていきましたよね?



なんだったんだろうあれ?
個人的に一番の廃れた理由は、mixi (ミクシィ)のように招待制にしちゃったからだと思うんですよね。
SNSって誰でも利用できるのがメリットだったはずだったのに、限定された人しか使えないから多くの広がるのにも限界があるし、わざわざ利用者を少なくするという方向性を間違ったばかりに衰退してしまったんだと考察します。最初からそんなことしなければ音声SNSとしてまだ生き残っていた可能性はあったと私は思います。音声のみのやり取りは手ぶらで聞けるし、参加もできるので、利用する価値はあったと今でも思っています。
……ぶっちゃけ友達がいなくて、いつまで経っても永久にクラブハウスに私が招待されることがなかったから皮肉みたいなものなんですけどね…。
そして、クラブハウスが衰退してしまったので、今やXでは声や音声でポスト・ツイートできたり、スペースで音声を使ったリアルタイムで会話ができる機能が実装されて利用できるから、音声のみでやり取りするSNSを作ったところで需要もなく、話題性にもならなそうですね。
クラブハウスが上手くやっていればビッグビジネスになったと思うんだけどなあ……勿体ない。
しかし、今からでも遅くはない?音声+αになるアイデアさえあれば……そんなものないか…?
誹謗中傷を書けないSNS
SNSといえば、誹謗中傷が多いのが社会問題になっていますね?
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を成功に導いた前澤友作さんがSNS上の悪質詐欺広告で某社を訴えたことや、SNSを開けば人の批判や誹謗中傷が飛び交っていて、見ているだけで嫌な気持ちになります。
そういった誹謗中傷が書けないSNSがあってもいいのではないのでしょうか?逆にいえばいい事しか書けないSNSです。
誹謗中傷が嫌いな人にとっては安心して利用できるし、開発元が訴えられるというリスクを避けることができます。
エンジニアの観点でどうやって誹謗中傷が書けなくするのか?ですが、原始的ではありますが、1つの壁としてSNS共通でNGワードを設定してそのワードを一切書き込めなくするというものです。
NGワード例:消えろ、ブサイク、デブ、4ね、56す
それだけでは完全には防止できないので、2つ目の壁として最新のAIを使って誹謗中傷に該当する書き込みを感知して自動削除、さらに原始的ですが、NGワードを搔い潜った書き込みは、3つの壁として運用による人力で即座に消すとか、そもそも承認制にするとか、いろいろやり方はあると思いますが、とにかく誹謗中傷が一切書き込まないというのをウリにします。



……いいことしか書けない、見れないSNSなんて誰が使うんだい?
という意見もあるかもしれませんが、誹謗中傷を受けやすい芸能人や誹謗中傷が嫌なファン、誹謗中傷が怖いインフルエンサーの人たちは使う可能性が高いと思います……がどうだろうか?
ランダムマッチングSNS
マッチングアプリが流行りましたが、完全なランダムマッチングで人と人とがやり取りするSNSって何で流行らないのだろうか?
Xは自分が興味を持った人やトレンドが表示されて、興味のあった人をフォローしにいきますが、性別、年齢や住んでいる地域、趣味など、完全にランダムでしかやり取りできないSNSがあってもいいのではないでしょうか?
ランダムでマッチングした人としかやり取りができない、メッセージを送るにも誰に送られたか分からないというモノです。(あー、でも前にスマホアプリで瓶に付けたメッセージを送って誰に送られるかお楽しみ的なものがあったような……でも全然流行っていなかったなあれ…。)
エンジニアの観点としてはどうやってランダムでマッチングさせるかが考えどころかなと思います。単純に利用者ごとに振られた一意のID同士でマッチングさせるのが手っ取り早いですが、そこはもっと複雑にするとかいろいろ考えようがあると思います。
とにかく、ランダム会員のみという制約を設けることで、XやLINEといった既存のアプリとは差別化が図れるはずです。
現代人はもう疲れ切っているので、SNSでコミュニティーから友達を探すという行為でさえ面倒くさくなっているので、エイヤーで職業も住んでいる地域が違う人と繋がりたいという気持ちの人はいるはずです。
マッチングアプリの観点から考えても、完全ランダム制なので現代版の赤い糸的なモノで話題性にならないかな?ならないか…?
検討
- これらのSNSは開発は可能なのか?
-
可能でしょう!
ITエンジニアをやっていて顧客から要望があって、要件定義を考えることはたまにありますが(私は無能なエンジニアなのであまり関わってないけど)、できないことは基本的にはないです。
そりゃ~どんな手を使ったってシステムにかけられる予算と大量のデータ量から10秒はかかる速度を1秒以内に改善しろとかいう無理難題を言ってくる顧客の要望は無理なんですけど、開発してみたい新しいSNSアイデアで挙げた3選についてはWebアプリケーションとして技術的には全て作れるモノになります。
- 懸念点はないのか?
-
あります。
最大の懸念は既に存在しているSNSではないのか?ということとヒットするのかということです。
まず、既に存在しているかという点ですが、既に存在しているでしょう。音声のみでやりとりするSNSは前述で説明した通り、クラブハウスがありましたし、Xでも既に音声による機能は実装されてしまっています。
誹謗中傷を書けないSNSも探せばあるでしょうし、ランダムマッチングも多分あると思います。
ただ、世の中に存在していないSNSを開発することは、ほぼ無理です。
だって、世の中には、X、Instagram、TikTok、LINE、YouTubeといった有名なモノ以外に普及していないモノも含めると数えきれないほど存在しています。その中と被らないアイデアを考えるなんて不可能です。
さらにその中からXに並んで普及するであろうSNSを開発するなんて絶対無理。無理無理。
それができたら世界で有能な人はやってるし。
だからまずは開発する前に、音声のみにしても誹謗中傷が書けないにしてもランダムでマッチングにしてもそれ以外なSNSにしても、アイデアを詳細なモノにまで落とし込んで既存であるであろうSNSよりも良い+αの何かを考える必要があるんだと思われます。
まとめ
この記事では、ITエンジニアの私が開発してみたい新しいSNSアイデア3選について紹介しました。



……すみません。アイデアとしては新しくなかったかもしれないですね?
でも、ダメ系で無能とはいえ、私もITエンジニアの端くれなので、自分の作りたいシステムを要件定義、設計をして、プログラミングで実装してリリースしてみたいと考えることはあります。
SNSは成功すればビッグビジネスですが、日本製で大きなSNSがないのが本当に悲しく感じています。mixi (ミクシィ)もなんで衰退してしまったんだろうか?招待制だったからかな?でも途中で招待制辞めたしなあ…。陰謀論的なことをいえば、インターネット上の日本製のサービスは全て潰されてしまったということなのかな?だとしたら悲しすぎるし悔しすぎる。
だからこそ、純日本製の新しいSNSサービスを作ってXやInstagram、LINEを超えるモノを日本人の手で作って欲しいと私は思っています。
この記事で考えた3選はクソなアイデアかもしれませんが、もっと良いSNSのアイデアを持っている人は開発してみませんか?……というメッセージでこの記事を締めたいと思います。