ダメ系突然ですが、会社を辞めたことはありますか?
私は現役のITエンジニアとして働いて過去にブラック企業にいたことや給与や会社に不満があったことを理由に何度も転職したことがあります。
思い返してみれば、転職を決意してその会社で辞めようと思ったときに自分の中で意識が変わったことで会社を辞める予兆がにじみ出ていたと思います。
私が辞めたときは周りの反応から気づいていた人はいなかったようですが、予兆をサインとして気づくことで会社として社員に対して何らかの対応はできると思いますので、この記事では、私がサインと出していた会社を辞める人の3つの予兆について紹介します。
予兆が出てからでは手遅れになるかもしれませんが、会社が取るべき対処法についても後半で紹介します。
会社を辞める人の3つの予兆


勤怠状況が悪くなる
普段から真面目に仕事をしている人で勤怠が良かった人が、急に悪くなり出すと、転職を考えているサインと考えても良いかもしれません。
勤怠が悪くなるというのは、体調不調やメンタルに問題がある場合というのも考えられますが、会社が嫌になって辞めるという決意をした人は、その会社に対してどうでもよくなりますので、遅刻や早退することが多くなったり、有給で会社を1日休む回数が多くなります。
私が転職を決意したときは、その会社を辞めてからゆっくりと次の転職先を探すという考えは毛頭なく、空白期間を作りたくなかったので、辞める会社にいるときに次の転職先を決めたという気持ちが強かったので、午前休や午後休を頂いて他の会社に面談にいって転職を決めるというのを何度も繰り返してきました。
もちろん、転職先がすぐに決まるようなことはなかったので、辞める会社にいたときに私用を理由に何度か早退または遅刻をしたので、急に勤怠状況が悪くなって遅刻や早退の回数が多くなった社員がいた場合は、会社を辞めるかもしれないというのを疑ってみても良いでしょう。
仕事でミスが増える
会社を辞めたいと思ったということは、その会社のことはどうでもよくなります。
だって、会社を辞めるんですから、狭い業界や同じグループ会社への転職でもない限り、辞める会社の社員とは二度と会う機会はないですし、今やっている仕事がどうなろうと辞めてしまえば関係ないし、会社に在籍していた時は大事だった昇給や昇進の話もどうしてよくなります。
どうでもよくなるということは、その会社の業務に関心がなくなるので、ミスが多くなる傾向にあります。
私の場合は、本当にどうでもよくなってしまったことで業務中に集中力が持たずに些細なミスが目立つようになったと感じます。
ただし、私の場合は、辞める会社に申し訳ない気持ちもあったので、ITエンジニアとして参画していたプロジェクトは、納品が終わるまで、リリースが終わってから安定するまで、など区切りが良い期間までは辞める会社に在籍するようにしておりましたので、転職が決まった後も次の会社に「あと1か月待っていただけますでしょうか?」と了承を得てから辞める会社では引継ぎを済ませた上で退職するようにしていました。
でも、会社を辞める人を何人も見てきましたが、本当にどうでもよくなってしまった場合には、辞める会社のプロジェクトが途中だったとしても他の人に引継ぎもすることもなく全丸投げして辞めていく人もいますので、辞めたら困る人が普段はしないようなミスが増え出したら辞めるかもしれない予兆として疑ってみても良いでしょう。
転職サイトを訪問するようになる
会社を辞めて別の会社に転職を考えている人がする行動として転職サイトを訪問しだしたら、会社を辞める予兆として疑った方が良いでしょう。
なぜなら、転職したいと思わなければ転職サイトなんて見る必要はないからです。
私も会社を辞めたいと思うようになってから転職サイトを見るようになって、辞める会社よりも条件の良い会社や待遇の良い会社を調べるようになって、オファーの確認をしたり、面談の予約をしたり、転職サイトからWebブラウザでメールをチェックするようになっていったのを覚えています。
しかし、転職サイトを訪問しているなんて他人が気づくことなんて難しいことですよね?辞める会社で他人に見えるように堂々と転職サイトを見るなんてすぐに気づかれてしまうことなんですから。
実は他の人が気づくことができる可能性が高い方法があります。
一つ目はスマホのアプリです。昔であればWebブラウザから転職サイトに接続している人が多かったと思いますが、最近ではスマホで転職サイトのアプリとしてインストールしている場合がありますので、アプリでチェックしてみても良いでしょう。
二つ目は広告です。他人のスマホを操作できるわけはないですからスマホのアプリに転職サイトが入っているかということを確認するのは至難の業だと思います。しかし、広告であればもっとハードルが高くなります。
Webブラウザに表示されている広告の多くは、利用者が訪問したサイトの広告を表示している場合が多いので、普通に閲覧しているサイトに転職サイトの広告が表示されていたら、直近で転職サイトを見ていたという確率が高いことになります。
転職とは関係ない話題で「ちょっとスマホでニュースのサイト見せて」という感じで声をかけて見せてもらって広告を確認することができれば、転職サイト閲覧の有無を確認することができますので、確認したい人にはおすすめの手段になります。
会社が取るべき対処法


会社を辞める人の予兆はお分かりいただけたと思います。
それでは、会社が取るべき対処法としてどのような方法について紹介していきます。
個人面談で意見を聞く
病気やメンタル不調が理由で会社を辞めたいという人は別ですが、会社を辞めて転職したいという人は、その会社に何らかの不満を持っているということです。
不満がないのであればその会社にずっといたいと思っているはずですので、会社を辞めたいなんて気持ちになるはずがありません。
だから、会社を辞める人の予兆が分かったら……いや、その予兆が出てからでは転職先が決まっていたり、辞める覚悟と決断がされて手遅れになってしまうかもしれないので、辞める予兆が出る前に、個人面談や1on1で不満について聞いて、不満があった場合には、お互いに会話をして、不満を改善するために何を優先したいのか?などを話し合いをすることが大切です。
例えば、以下のような不満と改善策が考えられます。
| 不満 | 改善 |
| 給与が少ない | 頑張っているので次の期から〇万円に昇給する |
| 同じプロジェクトで飽きた | 次の期で別のプロジェクトを変える |
| テストしかやらせてもらえない | 次はプログラミングができる案件に参画させる |
| パワハラを受けている | 本人を改善させる or 別の部署に異動する |
| 残業が多い | 残業を少なくするor残業の少ない案件に異動する |
上記のように人によって不満は様々です。
残業を少なくして家族との時間を増やしたい人がいれば、残業の多くして残業代を稼ぎたいという真逆の人もいますので、個人面談で何を優先したいのかをヒアリングして、その人にあった改善策を施行することが大切になるでしょう。
匿名性の意見箱で不満を聞く
個人面談でヒアリングすることは大切ですが、そういった面談では不満を口に出せない人もいます。
そういった人のために匿名性の意見箱を設置して、全社員の不満を聞くという方法もあります。
匿名性であるので、個人を特定できないわけですから、不満をストレートにぶつけることができますので、不満を聞き出す方法としては有効的な手段になります。
匿名性なので、特定した個人に対して改善案として対策してあげることは難しいかもしれませんが、会社全体として多数の意見があった不満については、労働環境の改善や多様な働き方に対応することができるはずです。
匿名性の意見箱からは会社全体を良くする取り込みをして検討してみても良いでしょう。
辞めることを全力で引き留める
どうしても辞めてほしくない人なら最終手段として全力で引き留めることをおすすめします。
会社として上司としての変なプライドがあって本当は辞めてほしくないのに「いいよ、別に辞めても」や「どこにいっても同じだよ」なんて嫌味を言ってしまったら確実に辞めてしまうことでしょう。
どうしても辞めてほしくなかったら、辞めないための好条件をお互い相談と交渉をして引き留めることが大事なことです。
例えば、以下の記事で紹介したような何年かに一度現れるような超有能なスーパーエンジニアだった場合、辞めてしまったら炎上プロジェクトのきっかけになるでしょうし、会社としても多大な損害が出る可能性がありますので、全力で引き留める必要があるでしょう。


ちなみに私の場合は、ITエンジニアとして何度か転職をしましたが、一度たりとも引き留めということはされたことがあります。私の場合は無能なので、辞めても会社としては弊害になることはなかったでしょうし、恩義もあったのでプロジェクトの完遂と引継ぎはしっかりとやっていたり、私の行っていた仕事が誰でもできることでそもそも引き継ぐことすらなかったということもあったと思いますが……、でも引き留めがないというのは悲しいことですからね…。
無能でその会社にいなくてもいい人であっても少しぐらいの引き留めはしてあげてもいいのではないかなと思います(笑)
まとめ
この記事では、会社を辞める人の3つの予兆と会社が取るべき対処法について紹介しました。
この記事で紹介した会社を辞める人というのは私(ダメ系ITエンジニア)のことですが、結構当てはまる人は多いのではないかなとは思います。
会社を辞めたいと思った人の勤怠が悪くなったり、仕事でミスが増えるというのは本人にとっても会社にとってもお互いに悪いことになりますので、周りの社員やプロジェクトメンバーや会社にとって会社を辞めるという予兆をいち早くキャッチして早急に対応した方が良いでしょう。








