告白します。私は無能なできないダメ系ITエンジニアです。
当サイトの他の記事をご覧頂いている方ならご存じだったことなので、いまさら告白するようなことではないのですが、なぜダメ系なんだろう?と日々思うことがあります。
そして真面目に考えてみた結果、成長できていないことが無能なエンジニアであることに繋がっているんだという結論に至りました。
だってそうじゃないですかー。
エンジニアを10年以上やっていたら最初はできない人だったとしても年数を経たら成長してできるようになっていくものです。
それができないままということは成長していないからだと結論付けることができます。
そうだ、私はエンジニアとして成長していないんだ、と。
この記事では、長年エンジニアをやっている私がなぜ成長しなかったのかを真剣に考えてみました。
自分が無能だと感じているエンジニアの人はぜひ読んでみてください。
無能なダメ系ITエンジニアが成長しない3つの理由
1. 勉強しない
エンジニアは生涯勉強が必要だなんて言われることがありますが、勉強をしないエンジニアは成長しない要因を一つになりえます。
ちなみにダメ系の私は無能なエンジニアなのに勉強しないので、成長できていないと実感しています。

まず勉強をしないと知識が浅く乏しくなります。
知識が乏しいと様々な面で弊害が出てきます。
例えば、私の話になりますが、ある客先常駐先で障害が発生しました。私一人でPCやスマホで調べものができない状況だったのですが、その場で顧客折衝が始まってクライアントが激怒して「それってメモリリークが原因なんじゃねえの?」と聞かれました。
なんと私はメモリリークの意味が分からなかったので、「メモリリークですか?」と上手く受け答えができませんでした。それってITの知識の前に英語が分からないという問題なんじゃないの?ということになってしまうのですが、それはそれであると思います。
仮に英語の意味が分かっていたとしても、実行中のプログラムがメモリを解放するのを忘れたことが原因でメモリの使用できる場所が減っていくメモリリークという現象はIT特有のことなので、他人に教えられたか自分で勉強していないと分からないことになります。少なくとも私の場合は普段から勉強していればメモリリークを知っていたことになりますし、知っていればその場でクライアントに適切な回答をできていたことになります。
そしてIT業界の勉強は継続に行う必要があるということです。とくにAIやIoTのような分野の最先端の技術を仕事で取り扱う場合は、すぐに技術が陳腐化して入れ替わりが激しいので、勉強をし続けなくてはなりません。
仕事を通して学ぶことはもちろんですが、プライベートの時間も勉強することは成長に関わってきます。
なぜなら、勉強しない無能なエンジニア、勉強する有能なエンジニアでは、両者の格差は広がっていってしまうからです。
そして勉強しないエンジニアは確実に経験年数が長くなると詰みやすくなります。

これらのことから無能なエンジニアの私が成長しない理由の一つは勉強しないことだと考察します。
2. 仕事が嫌い
エンジニアの成長に勉強することが肝要であると述べましたが、勉強するという行動をするしないの判断を決めているのが、仕事が好きか嫌いかということが関係していると思われます。
人間は好きなことなら時間を忘れて没頭することができますよね?
自分の趣味がある人は嫌々やっていることなんていないと思います。好きなことだから勉強とも思わずに自然と知識が身に付いているんだと思います。
私の知り合いで野球が好きの人で読売巨人軍の熱狂的ファンの人がいるのですが、読売巨人軍の一軍メンバー全員の苗字と名前を憶えていることはもちろん、背番号を聞くだけで名前が瞬時に出てきます。

どうやって暗記したの?
って話なのですが、その人からしてみたら中学生が英語の単語を必死で暗記しようと勉強しようとしたわけではなく、好きなことだからこそ自然と身に付いたことなんだと思います。
エンジニアの仕事でも同じことが言えて仕事が好きでやっている人なら好奇心から勉強という行為を勉強とも思わずに自然にしてそれが成長に繋がることになるので、仕事が嫌いというのは成長を妨げることだと思われます。
さらに仕事を嫌々やっていたら早く帰りたいと思うようになり、手を抜きがちになって結果ミスをしやすくなってしまうということにもなりえます。それで仕事がさらに嫌いになって勉強をしないという負のスパイラルに陥って、成長しないエンジニアへと拍車をかけているのではないかと考察します。
3. コミュニケーションが苦手
私はコミュ障です。
残念ながらITエンジニアとして技術的なスキルがないのに、コミュニケーションスキルもないという手の施しようのないダメなエンジニアです。
そのため、コミュニケーションを上手く取れないのでチームで協力して仕事ができないということがあり、それが成長できない要因になっていると考えます。
相手が同じエンジニアであれば、お互いの切磋琢磨して技術について熱い討論をしたりできるのが理想ですが、人と話すのが苦手なので自分から話かけることはほとんどないですし、相手から話かけられても話がすぐに止まってしまいがちです。
昭和の文化になるかもしれませんが、飲みニュケーションとはよく言ったもので飲み会の場でエンジニアの人と話すことで刺激を受けて勉強しよう!アプリを作っている人がいたら作り方を教えてもらって自分も挑戦してみよう!という行動のきっかけになるかもしれません。
コミュニケーションが苦手だとエンジニアとして成長できるせっかくの機会を損失することになるので、私が成長できない理由だと考察します。
まとめ
無能なダメ系ITエンジニアの私が成長しない3つの理由について紹介しました。
もし、この記事を読んでいて同じ境遇のエンジニアの人がいたら直ちに考え方を改めて是正した方が良いでしょう。
さもないと、ITエンジニアとして成長できないまま詰んで私と同じ顛末を迎えることになってしまうと思います。
駆け出しエンジニアであれば、今からでもまだ間に合いますので、成長できないエンジニアの要素を成長できるエンジニアに考え方を改めるようにしましょう。
最後にエンジニアを採用する側の人に朗報です。
無能なエンジニアを採用面接で炙り出す面接方法を記事にしてみました。
成長できないエンジニア=無能なエンジニアである可能性が高いので、参考にしてみて下さい。

