なぜこの記事が悪用禁止なのか?
それはこれから説明することは、無能でダメでできないITエンジニアの私が客先常駐のSES面談でコレをやられると確実に落ちるからです。
つまり、SES面談で無能ということを見極めて炙り出すことができる画期的な面談方法を伝授します。
SES企業の担当営業には必見の記事になっております。
もう一度言いますが、悪用厳禁、絶対に私が面談として訪問した際はこれから紹介する面接はしないでください。
まずは、SES企業の担当営業側に立って無能なエンジニアをプロジェクトに参画させてはいけない理由について考えてみることにします。
無能なエンジニアを採用してはいけない理由
無能なエンジニアがプロジェクトに参画してしまうと、パフォーマンスが悪くて進捗が遅くてプロジェクトがスケジュール通りに進まなくて炎上プロジェクトに発展してしまったり、他のメンバーに迷惑をかけたりしてしまうからです。
その結果、すぐに強制退場させることになりますので、採用に費やした面談時間や単価コストが無駄になってしまいます。
そして、無能なエンジニアを面談で採用してしまって後悔することになります。
ちなみに私は過去に無能すぎて1か月で退場になったことがあります。

だからこそ、面談ではエンジニアのスキルを見極めて求める人材と一致している有能な人を採用しなければなりません。
無能なエンジニアを採用してしまう面接
そこでエンジニアは経歴を詐称したりする例もあるようですが、素で無能なエンジニアは経歴は詐称しないで正直に言っているけど、中身がないただの無能、無能オブ・ザ・無能、クソコードを垂れ流す無能、コミュケーションできない無能、仕事をやらせてもテストしかできない無能、もはやテストすらできるかも怪しいなエンジニア無能といったような、私のような詰んでしまっている無能なエンジニアのような人です。

つまり、エンジニア人生が詰んでしまっているようなエンジニアをプロジェクトに参画されたらお荷物になってしまうので、面談で弾いて採用しないようにしなければなりません。
私個人の話をすると、コミュニケーションスキルは皆無なのですが、見た目が真面目に見られるようですので、面談は比較的得意な方です。
大体、SES面談で聞かれる典型的な質問集は以下の内容になります。
- 今までの職務経歴を説明して下さい
- 得意な分野を教えて下さい
- これからのキャリアプランを教えて下さい
- 長期間の参画は可能ですか?
- 残業はできますか?
- リーダー経験はありますか?
- 困ったことがあったときはどのように対処しますか?
- 弊社で使用するプログラミング言語(例:Java)はどのくらいできますか?
- 弊社まで通勤時間はどのくらいかかりますか?
- 最後に質問はありますか?
これらの質問集を読んで皆さんはどのような印象を持ちましたでしょうか?
私個人の意見ですが、当たり障りのない質問だと感じます。
私は無能なエンジニアですが、職務経歴を答えるだけなら答えられますが、得意な分野やキャリアプランについて質問されてもなんとなくそれっぽい無難な回答をして、その場を乗り切ることはできるでしょう。
リーダー経験などスキルを問われる質問に対しては、経歴詐称や嘘はつかないで「リーダー経験はないです」と正直に答えます。スキルがないものはないですし、一つの質問に対してスキルがないことを伝えてもそれで不参画が決定することではありませんので私は正直に答えます。
このように当たり障りのない質問集のSES面談ではよほどのヘマをしたり、他に面談中の人と比較されてスキルが足りないと判断されない限り、今まで経験では参画することができていました。(参画することがゴールではなく、参画してからが大変なんですけどね。この記事では、そこは置いときます)
しかーーし!!!これから説明する面談をやられると無能なエンジニアはかなり高い確率で無能な炙り出されてスキル不足で参画することができないと思います。
現に私がこれまでに受けたSES面談で、これから説明する面談をやられて、ほぼ100%の確率で不参画になってしまいました。
これから先の内容は【悪用厳禁】でお願いします。
無能&経歴詐称エンジニアを見抜く面接4選
1. ホワイトボードで説明する面談
応募者は椅子に座ってSES面談で聞かれる質問集に答えるのではなく、基本的な受け答えはすべて大きめのホワイトボードに書いてやってもらいます。
私の経験上では、無能なエンジニアは意味を深くまで理解していないことが多く、説明が下手です。
つまり、プロジェクトを遂行する上で大切な人に説明するというコミュニケーションスキルを面談で見ることができます。
ホワイトボードによる説明だと誤魔化しや曖昧な答えができないので、素が出て焦りができます。
技術的なことをホワイトボードに書いて説明を求められた場合、優秀なエンジニアはすらすら言葉が出てきますし、知らない知識があっても知っている技術領域で補正や代替して説明することができてしまうものです。
無能なエンジニアは、分からないことを説明しろと言われると、言葉が出なくなります。そして焦って何もできなくなります。
一般的なエンジニアであれば当たり前に知っているとある技術についてホワイトボードによる説明を私が求められたときも言葉が出なくなり、どうすることもできず、

もう結構です
とその場で中断して終わりました。
無能なエンジニアにとっては、ホワイトボード面接は化けの皮が剝がれますので、筆記試験よりもヤバイかもしれません。
職務経歴や生い立ちなどはさすがに無能でもホワイトボードでも書いて答えられると思います。無能を炙り出せるのは技術的な説明を求められる場合になります。
ホワイトボード面談集の例は以下になります。
- アルゴリズムの説明
プログラミングで実装する際に必要となる基礎的な説明を問うことで無能を炙り出せます。
Fizzbuzz、素数の簡単な問題、最短距離の計算問題、パズルの解読、再帰についてホワイトボードに図で書いて説明してください。
面談で求める人材が高いプログラミングスキルを持つ人だったとしたら「Fizzbuzz」を知らない時点で門前払いということも。
- プログラミング言語
プログラマーの募集で特定なプログラミング言語を探している場合、言語に特化した説明をホワイトボードに書いてもらうと言語をどれだけ理解しているか炙り出せます。
Java
オブジェクト指向を図に書いて説明してください。
Ruby
MVCモデルを図に書いて説明してください。
C言語
ポインタを図に書いて説明してください。
Python
DataFrameを図に書いて説明してください。
React
コンポーネントの構成を図に書いて説明してください。
対面の面談でオブジェクト指向を説明してくださいと質問されたら



処理を部品化して、部品を組み合わせることで1つのプログラムを作ることができるJavaで採用されている概念になります
と答えておけば無能でもとりあえずざっくりした内容で乗り切れますが、ホワイトボードに図で説明となるとそうはいきません。
図でクラス、インスタンス、オブジェクトを書いて説明が必要になります。さらに



オブジェクトの4大要素であるカプセル化、抽象化、継承、ポリモーフィズムについても図で説明してください
と言われたら職務経歴でJavaの経験年数があっても無能であれば答えられないことは必至です。
求めている人材にもよりますが、Javaのスペシャリストを求めているなら経験年数〇年以上という基準よりもホワイトボードによる上記の説明の方が見極めるのは手っ取り早いです。
なぜなら私のようにJavaの経験年数が長くてもオブジェクト指向をホワイトボードで説明できないような中身がない無能なエンジニアがいるのですから。
- 要求定義書から設計
求める人材が下流工程ではなく、上流工程の場合には、短い内容の要求定義を与えて、面接の時間内で収まることを課題としても説明させます。
設計をホワイトボードに説明してください。できれば工数の大きさ、開発スピードの優先度が異なる案を15分間で3つほど考えて説明してください。
DB設計者を求めている場合は、データベースの正規化に関する課題を出しても良いでしょう。
- 課題からプログラミング
プログラミングができるということは、設計書を読む能力、効率の良いプログラムを書くポイントを押さえているか、保守性の高い綺麗なコードを書けるか、ループ内でメモリを大量消費するような効率の悪いコードを書かないか、といったような総合的なスキルが必要になります。
簡単な課題を与えて、
ホワイドボードにプログラミングで書いてみて?
と説明を求めてみても良いでしょう。
プログラミングを普段からコピペしているかもバレますし、コピペはしても良いからロジカルスキルが知りたいなら
ループの部分とか日本語で良いからロジックを書いてみて?
でも良いです。
2. 技術的な圧迫面談
圧迫面接とは、面接官が応募者に対して、答えづらい質問をしたり、高圧的な言動を取ったりする面接のことですが、無能なエンジニアの私が苦手なのは技術的な内容で追い詰めて答えづらい質問をされたときです。
例えば、以下のように応募者が回答した内容に質問で質問を返して追い詰める方法です。



どのプログラミング言語が得意ですか?



Javaが得意です。



Javaのどんなところが好きですか?



オブジェクト指向の概念を持っているところです。



オブジェクト指向とはどんな概念なんですか?



カプセル化、抽象化、継承、ポリモーフィズムという4つの基本概念になります。



それってどういう概念なんですか?もう少し詳しく教えてくれませんか?



それは( ^ω^)・・・
こんな感じで応募者が質問した技術の内容で追い詰めていく方法です。
優秀なエンジニアであればいくら掘られても答えることができますが、無能なエンジニアは知識が浅いので、この手の質問をされると誤魔化しが効かなくなるのでどこかで詰みます。
圧迫面接は応募者に確実に印象は悪いですが、無能なエンジニアを炙り出すのはお手軽です。
また、素直に分からないと言えれば良い方だと思いますが、強引に誤魔化そうとしたり、嘘を答えたりしたらそういった態度が仕事に出るので危険かもしれません。
3. 実務的な面談
実務的な面談とは、応募者が経験してきた業務に関することを聞く面談になります。
応募者が経験してきた業務は、職務経歴書に記載してあるので、それをそのまま質問して本当に本人が理解して業務を聞き出します。
例えば、「大量データのチューニングをSQLでした経験あり」と職務経歴書に記載されていたら、



どのようなチューニングをSQLをしていたのか教えて頂けますでしょうか?
この質問に対して



え~と、う~んと、……SELECT * を避ける方法で改善を行って解決しました。
とドヤ顔で返答が返っていたら、基本的なことだし、そもそもそれぐらいことだったら職務経歴書に記載するような改善ではないので、無能だと私なら判断してしまいます。
仮にSQLのチューニングの経験がなかったとしてもバックエンドエンジニアであれば、



SELECT * を避ける方法はもちろんですが、サブクエリの引数で「JOIN」を使っている部分を「EXISTS述語」を使ったり、SQLで正規表現を使うと遅いので、使わないように改善したり、暗黙変換していた部分をしないように改善したり、他には…………などを行って100万件で5分かかっていた処理を10秒まで改善しました。
ぐらいのことを言える人であれば、ある程度の知識は持っているし、本当に業務でSQLのチューニングをしていて、職務経歴書に嘘偽りはなさそうだな?ということが分かると思います。
他にも職務経歴書に書いてないことでも、



以下の経験がありますか?あったら苦労したエピソードを教えてください。
という感じで質問してみても良いでしょう。
- マイクロサービスの新規作成
- コンテナのメモリの並列起動数のチューニング
有能なエンジニアでも本当に経験がなかったり、知見がなかったら「分からない」と答えると思います。
それはそれでいいと思いますが、無能なエンジニアの場合、無理に答えようとして嘘をつこうとしますので、仕事をする上でのコミュニケーション能力や人間性を見るテストとしてあえて高度で回答が難しいような質問をしてみるのもありかもしれません。
4. 無能なエンジニアに該当する質問
率直に無能なエンジニアであるかを応募者に直球で聞いてみるのもありだと思います。
- 今の仕事で仕様を理解して仕事をしてますか?
- プログラミングするときに理解しないでコピペしてませんか?
- 普段から勉強しますか?
- 自分で書いたソースコードを説明できますか?
- 報連相できてますか?
- 仕事でできないことあったらどうしますか?
他に該当しそうな無能なエンジニアの特徴はこちらの記事をどうぞ。


ホワイドボード面接や技術的な面接に比べたら逃げ道はあるし、嘘をつかれる可能性はありますが、意外と直球で答えてくれるかもしれません。
回答内容によって無能さが露呈している場合には、採用の検討材料としても良いかもしれません。
まとめ
この記事では、無能&経歴詐称エンジニアを見抜く面談方法について紹介しました。
SES面談で聞かれる典型的な質問集であれば、無能なエンジニアであっても上手く突破できてしまうことがあると思います。
企業側から見れば案件ガチャならずエンジニアガチャといったところでしょうか?
SES企業の担当営業が無能なエンジニアの参画を防ぐためには、この記事で紹介した「ホワイトボードで説明する面談」、「技術的な圧迫面談」、「無能なエンジニアに該当する質問」による面談が効果的だと思います。
私がその面談をやられたら無能がバレて不採用になります。
だからSES企業の担当営業の方がこの記事を見ていたら悪用しないでください。
絶対に悪用厳禁ですからね!!!!!