無能なエンジニアがPMになれない7つの理由

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私は無能なITエンジニアをしております。

年齢は40歳を過ぎましたが、今までPLおよびPMのマネジメント経験がありません。

まともなエンジニアであれば、年齢を経るにつれてテスターからプログラマー、SE、PL、PMと昇格していきますが、私にはスキルがないため、プログラマーに限りなく近いたまに少し設計業務に携わる程度のSEで止まっています。

恐らく今後、PLやPMになることはないと思っています。

なることがないというより、適性とスキルがなくてPMには絶対になれないと思っています。

この記事では、無能な私がPMになれない7つの理由を紹介します。

もし、私がPMになれない7つの理由と重なってPMをやりたいという人であれば、どうしたらPMになることができるのか分析してみても良いでしょう。

目次

PMとは?

ITエンジニアの仕事においてプロジェクトマネージャー(Project Manager)を略してPMと言います。

プロジェクトの計画や遂行に責任を持つ管理者のことでプロジェクトの進捗・品質・予算の管理を行ったり、メンバーマネジメントなど、プロジェクトを円滑に進めるための様々な業務を行います。

チーム全体を管理するだけでなく、顧客折衝も必要になるため、責任の範囲はプロジェクト全体に渡って広くなりますので、開発エンジニアやPLと比較しても大きくなります。

それがやりがいと感じる人もいますが、精神的な重圧ならうつ病などの精神的な病気になってしまう人も多く、PMになりたくないとPMを避ける人もいます。

ただし、PMはプロジェクト全体を管理することで収入もプログラムや設計の一部を担当する開発エンジニアやPLと比較しても多くなります。

無能がPMになれない7つの理由

それでは、無能な私がPMになれない理由を紹介していきます。

1. 専門知識と豊富なプロジェクト経験がない

PMはマネジメント業務だけできればいいという印象があるかもしれませんが、私がプロジェクトで関わってきたPMの方々は専門知識が豊富で開発エンジニアの私よりは遥かに上でした。

私が無能なエンジニアだからだろう?ということだけでなく、同じく開発エンジニアと比較しても要件定義や設計で困ったときはみんながみんなPMに相談してから作業をしていました。

PMはプロジェクト全体のスケジュールを管理することになるので、専門知識が浅いとプロジェクトが納期に終わることできるのかを見積もれないといけません。だから優秀なPMは専門知識があって、成功や失敗を含めた場数を踏んでいて豊富なプロジェクトを経験しているイメージがあります。

一方、私は知識が浅く専門的な知識は皆無なので、とてもメンバーから相談されたときに答えることができず、プロジェクト全体を管理できるような知識がないのが、私がPMになれない1つの理由になります。

2. 問題解決スキルがない

私は問題が発生したときにパニックになります。パニック症候群レベルでパニックになるので、頭の中は真っ白になって思考が停止してしまいます。

PMは困ったときはメンバーに相談したり、タスクを振ったりすれば良いのですが、誰かに振るということもできないので、私がPMになってしまったら詰んでしまいます。

そもそも私のプロジェクトにいた優秀なPMはパニックになるどころか問題解決スキルが半端なく、どんな問題が発生してもありとあらゆる可能性を考えて一つ一つの問題を潰していって冷静に問題を解決していましたので、問題解決スキルがないとPMになるのは難しいと思います。

3. リーダシップ能力がない

PMはチームメンバーの育成やメンバーを引っ張ってプロジェクトを完遂していくリーダシップ能力が求められます。

メンバーの育成もできず、かといってメンバーを引っ張っていく能力もないリーダーは未熟なリーダーを言われていて、リーダーの資質がないとされています。

私は子供のころからなのですが、リーダーになることが苦手で恐らくなったことがなく、どちらかといえば受け身な性格なので、リーダーシップを発揮するというのは難しく、PMの資質が欠如していると思われます。

4. コミュニケーション能力がない

PMはプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取って仕事をすることはもちろん、顧客折衝、会社との予算の調整など、様々な人と関わらないとできない仕事です。

そんな中、私はコミュ障で人とコミュニケーションを取ることが苦手で嫌いです。

PMとして致命的なことだと思います。

5. 柔軟な対応力ができない

プロジェクトを遂行していると不足な事態が発生することがあります。例えば、納期の近いプロジェクトを行っているときに本番環境で障害が発生した場合など優先順位を変えたり調整が必要になります。

こういった不足な事態に今はこうするべきだ!と考えて優先順位の低い作業を下げてメンバーの配置を変えたりと柔軟な対応ができないといけません。

私がプロジェクトをやるときは柔軟な対応をすることができないので、今はPMに相談して対応方法を全振りしています。

よって、私がPMになって柔軟な対応を自分がするというのは無理なことなのです。

6. 交渉力がない

柔軟な対応と関連しますが、不測の事態が発生した場合には、顧客と調整してスケジュールを伸ばして頂いたり、予算を調整したりする必要があります。

そこで交渉力が必要になるのですが、そもそも顧客折衝したことがほとんどありません。

逆に要件定義と異なるトンチンカンな設計書を持ち込んで激高されたことはあるのですが、顧客と交渉して説得するなんてことは難しいと思います。

7. ビジネスマネジメントができない

PMはプロジェクト全体を管理するということで開発エンジニアのITの知識やプログラミングとは違ったビジネスマネジメントの分野として、プロジェクトの予算や進捗管理の知識が必要になります。

マネジメント業務に関わる資格があるので、勉強して取得すれば知識を得ることができるかもしれませんが、今の自分にはそれらの知識が皆無でマネジメント業務を行うことができないので、PMはできないと言えます。

まとめ

この記事では、無能なエンジニア代表の私がPMになれない7つの理由を紹介しました。

全部当てはまってしまった人はPMになることは難しいと言っても良いでしょう。

ITエンジニアは必ずしもPMを目指す必要はないし、リーダーシップを取ったり、コミュニケーションを取るのが苦手な人はいますので、全てのエンジニアの全員が全員PMとしての適性があるということはないと思います。

であるならば、プログラミングが得意なら高いスキルを持ったプログラマーを目指すとか、品質に特化したテストエンジニアになるとか、なんでもいいので、得意な分野を極めたエンジニアを目指すなら私はいいと思います。

一番良くないのは、私のように何の取柄もない無能なエンジニアになってしまうことです。

私は、40歳までPMはおろかPLも経験したことがありません。そしてITエンジニアとしての技術も低いので、完全に詰んでしまっています。

詰んでしまうとITエンジニアとして活躍できなくなってしまうので、客先常駐エンジニアになる前の面接で落ち続けてしまい、案件に参画することができずにITエンジニアを辞めざる負えなくなります。

この記事を読んでいる人、特に駆け出しエンジニアや若いエンジニアの人はこの年齢になったらPLになって、3年後にはPMになってという感じでITエンジニアとしてのキャリアプランをイメージしてIT業界で生きていって欲しいと願います。

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この記事を書いた人

無能なダメ系ITエンジニアです/❌勉強せずサボってたので仕事ができないSE/❌プログラミング苦手/❌設計できない/できることはコピペとスクショ/IT業界歴10年以上の経歴で無能なエンジニアの末路/ブラック企業に在籍していた時の裏話/SES派遣やIT業界の闇などの話を中心にダメ系ITエンジニアのブログを執筆中。

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