夫であれば妻が専業主婦、妻であれば夫が失業して無職という人でこの記事を読んでいる人はいるのではないでしょうか?
国民民主党の発案によって103万の壁や106万の壁で騒がれていますが、個人時期にはその壁を越えてエンジニアに転職して年収400万以上を稼いでしまえばいいのではないか?というのが私の考えです。
私の家庭では私がエンジニアとして仕事をしていますが、妻は専業主婦なので実質は一馬力のため、家計は火の車、止まらぬ物価高で貯金は減るばかりで限界が来ています……という訳で我が家もエンジニア家族計画を目論んでいますので、この記事では家族の夫や妻をエンジニアにする方法について考えている案を紹介します。
ぜひ、高収入のパワーカップルを目指したい人にこの記事が参考になって頂けましたら幸いです。
夫や妻をエンジニアにする方法3選

職業訓練校に入学する
主に求職者がハローワークの窓口で職業相談を受けるなどして入学手続きをして選考試験が通ったら就職支援計画書の交付にて職業訓練を受けることができることができます。
職業訓練校には様々な職業の学科が存在するのですが、その中にITエンジニアになるための学科が存在しています。
例えば、受講期間6か月でクライアントサイドのWebプログラミング、サーバサイドのJavaプログラミング、というWebアプリケーションエンジニアにスキルをして必要なことが学べる学科も存在して、エンジニアになるための登竜門としては良いのではないでしょうか?
職業訓練を受けた人全体の就職率は以下の通りになっています。
基礎コース | 実践コース | |
令和元年度 | 56.5% | 62.4% |
令和2年度 | 52.5% | 60.0% |
令和3年度 | 53.9% | 60.0% |
令和4年度 | 57.1% | 59.0% |
出典:https://www.mhlw.go.jp/content/001189461.pdf
これらの数字が低いか高いかは人によって感じ方に違いはあると思いますが、個人的には2人に1人以上は就職できているので、低い方ではないのではないでしょうか?ただし、どの業界にも言えることですが、全員が全員就職できるという甘い世界ではないので、覚悟を持って職業訓練校には通うべきでしょう。
そして、職業訓練校のメリットは給付金や手当を受け取れます。雇用保険の対象となっているかいないかで、以下の通り、受け取れる給付金や手当に違いがあるので知っておくべきでしょう。
雇用保険の対象となっている場合 | 基本手当:離職前の賃金に応じて支給額が異なる 受講手当:日額500円 通所手当:通所方法によって支給額が異なる |
雇用保険の対象となっていない場合 | 職業訓練受講給付金:月額10万円 通所手当:通所方法によって支給額が異なる |
出典:https://programmercollege.jp/column/46986/
ITエンジニアになるためのスキルを学べるだけでなく、給付金を貰えるのであれば、私が妻をエンジニアにするのであれば、職業訓練校一択で進めたいと考えています。
ちなみに職業訓練校には教科書代等の諸経費はかかるらしいですが、その程度なら給付金で黒字化できるのでないでしょうか。
エンジニアになる方法は他にもありますので、引き続き見ていきましょう。
プログラミングスクールに通う
エンジニアになる方法として、プログラミングスクールに通うことが考えられます。
ピンからキリまでありますので、職業訓練校の例で紹介したWebプログラミングコースはありますし、Pythonを使ったAIコースやIoTコース、他にもRuby、C++などありとあらゆる言語に対応したスクールが存在しています。
ただし、職業訓練校とは異なって給付金はもらえませんし、それどころか受講料がかかってしまいます。
一例として、とある学科では以下の受講料がかかってしまいます。
受講料
- 220,000~910,800円
受講期間
- 4~24週間
エンジニアになれるなら価値はある受講料かもしれませんが、100万近い金額になりますので夫や妻をエンジニアにする投資としては安いものではありません。
そもそも家計が火の車だったらそんな大金払えるわけがありませんので、スクールに通わせるという選択肢は選べないということになってしまいます。
我が家でもちょっと厳しいかな?という金額ですし、理系でもない、プログラミング経験があるわけではない妻がスクールに通ったところで、本人に適性がなかったり、挫折してしまったらスクールを途中で辞めてしまうことになりかねません。
スクールは無事に卒業できたとしても就職できるかはまた別の課題になってきますので、高い受講料にどうしても抵抗感を持ってしまいます。
ですので、スクールに通うという選択肢は我が家ではなしの方向で考えています。
そこで最後に考えられる方法をみてきましょう。
自宅で学ぶ
なるべくお金をかけたくないということで、自宅で学ばせるという方法はどうでしょうか?
私は無能なITエンジニアとして有名?ですが、一応仕事ではITエンジニアの仕事をやっていますので、超初級者レベルのことであれば教えることができますので、優しく教えながらエンジニアになるための基礎技術を教えていくというのはありだと思っています。
さらに私が教えるだけではなく、プログラミングスクールよりもお金がかからないようにオンラインプログラミング学習サービスのProgateやオンライン動画学習プラットフォームのUdemyで初心者コースを受講してもらって分からないところがあれば私が補助するといった学習方法でポートフォリオを作成して企業の採用試験に挑むという方法を考えています。
もし、エンジニアとして採用されるまでは難しかったとしてもスマホアプリを自分の力で開発できるスキルが付くまでに成長したらそれはそれで趣味にもなるし、副業として些細な金額でも収益になればモチベーションにもなるので、自宅で学ぶ選択肢はありだと思っています。
家族年収はどのくらい増えるのか?
夫や妻が上記で考案した3つの方法でエンジニアになることができた場合、どれくらい家族年収は増えるのでしょうか?
エンジニアの平均年収はWebエンジニアで550万だとされています。
妻の年収を低めとして見積もったとしても350万だったとしても10年間で3500万、20年間で7000万、30年間で約1臆ということで夫と妻がエンジニアだった場合、妻のみで1臆のみです。両方合わせれば2億は軽く超えられます。
1年間の年収として計算しても仮に夫が650万、妻が350万で1000万ということで高収入のパワーカップルの誕生です。
夫であれば妻が専業主婦、妻であれば夫が失業して無職という人は検討してみる価値はあると思います。私は本気で検討中です。
まとめ
この記事では、夫や妻をエンジニアにする方法3選について紹介しました。
職業訓練校、プログラミングスクール、自宅とどれを選択しても本人の適性と努力次第でエンジニアになることは十分可能なことだと思います。
そして、エンジニアは年収が高めの職業だとは思いますので、夫と妻で合わせれば年収1000万円を超えるパワーカップルを目指すことは夢ではありません。
ぜひ、夫であれば妻が専業主婦、妻であれば夫が失業して無職という人でこの記事を読んでいる人、または平均年収が少なくてなかなか年収が上がらない職業からエンジニアへの転職を目指している人は、夫や妻をエンジニアにする計画を進めてみてはいかがでしょうか?
私は、現状では金銭的にゆとりがないので、妻をプログラミングスクールに通わせるのは断念して、給付金を貰いながらスキルを学べる職業訓練校からのエンジニア転職を考えています。ただし、職業訓練校は必ず入学できるというものでもありませんので、職業訓練校が無理だった場合には、私が直々にエンジニアとしての知識を教えつつオンライン教材をうまく活用しながらのエンジニア転職を目指してみたいと思います。
この件につきましては、進展がありましたらどこかの機会でこのブログにてお伝えしていきたいと思います。