あなたは無能ですか?有能ですか?
無能な人だったら会社で生き残るために勉強してスキルを身に付けて仕事を頑張るというのが正攻法になります。
しかし、邪道な方法もありますので、この記事では無能が会社で生き残る邪道な方法について私の経験をもとに紹介したいと思います。
無能が会社で生き残る邪道な方法
邪道な方法……それは、社長の評価を上げることです。
私はITエンジニアなので、正攻法であれば、プログラミングの勉強をしたり、最新トレンドの技術を学ぶことなんですが、私は勉強ができないほど無能なエンジニアなので、スキルを身に付けるということが難しいです。

真の無能でスキルを身に付けることができないけど、その会社に残りたいなら社長の評価をあげるしかないです。
私が以前にいたITエンジニアの会社は、SES企業だったのですが、社長が会社のイベントを重視していました。そのため、会社のイベントの出席率が高いと評価が上がるという謎システムだったので、エンジニアとしてのスキルが高かったとしても自社への貢献度が低いと収入アップが見込めませんでした。
一般的の会社ではエンジニアとしてのスキルや案件の単価によって評価されるのでそれが正しいとは私も思いますが、現実にそういった自社への貢献度で評価されるSES企業があることも事実になりますので、本当に真の無能は会社への貢献度で評価される邪道な方法で会社に生き残るというのは良いことか悪いことかは一旦置いといて、一つの選択肢になります。
私はいくつもの会社を渡り歩いていますが、少人数で小さい会社であるほど社長との距離は近くなるので、社長と飲みに連れて行ってもらったり、ゴルフ好きの社長ならゴルフコンペに積極的に参加していたので、エンジニアとしての評価はともかく、社長からの評価は高かったです。結局その会社は私の方から辞めたのですが、社長からの評価は他の社員と比べても良かったのでクビになるようなことはなかったと思います。
SESエンジニアには帰社日という月に1回自社に帰るというイベントがあります。以下の記事とは逆説的なことになりますが、帰社日に積極的に参加してそこで開催される勉強会に貢献したり、プレゼンがあったら積極的に参加するなどすれば、自社の評価を上げることができるので、その会社では生き残るためには帰社日に参加することをおすすめします。

ここまでの話をまとめると、業務スキルがない無能で、だからといって勉強はしたくない、スキルを身に付けるのが難しい人は、実業務ではなく、会社のイベントへの貢献や社長の評価を上げて会社で生き残る方法もあるよ、ということでした。
邪道な方法を選択した場合のリスク
ただし、会社で生き残る邪道な方法を無能が選択した場合、大きなリスクを伴います。
まず、他の会社で通用しなくなります。その会社での評価を上げることはできるので、その会社に居続けることができれば良いかもしれませんが、転職したくなったときや業績不振で会社を解雇された場合、社長が変わってしまった場合には、今までその会社で積み上げてきた評価は全くの無意味なことになってしまいます。
そうなってしまったら他の会社への転職が成功しても業務スキルがない状態なので、詰んでしまうことになります。
こう考えてみると特に技術あっての職種であるエンジニアにおいてはリスクでしかなく、勉強してスキルを身に付けてとにかく仕事を頑張るという正攻法が正しいことだと私は思います。
邪道な方法を選択するべき人・せざるべき人
邪道な方法を選択するべき人は、実業務やスキルアップに興味がなくて、社長や会社の評価を上げることが得意な人は、邪道な方法を選択しても良いかもしれません。
そういった人は、例えばエンジニアとして会社で働いていて、いざとなったらエンジニア以外の部署に異動することができたり、会社そのものを変えて転職することになっても、エンジニア以外の職種に就くことでスキルがなくても回避することができます。
ある意味、会社の評価を上げることができる人はコミュニケーション能力が高かったり、世渡り上手な人が多い印象なので、邪道な方法で会社で生き残るというのはありだと思います。
逆に、邪道な方法を選択せざるべき人というのは、本当は無能ではなくてあるいは無能であっても向上心があってスキルアップしたい人は、真摯に実業務で評価を上げて会社に生き残るように努めるべきです。
スキルがあればどんな会社にいっても生き残ることができるのがやはり大きいです。
また、会社の評価だけで生き残っている社員の場合、自社で勤務しているだけなら重要な業務を任されない窓際社員や社内ニートとして他の社員と干渉しないかもしれませんが、客先常駐エンジニアだった場合は、自社の評価が高くても常駐している客先にいる他社のエンジニアやクライアントに迷惑をかけてしまうことになります。
恐らく、自社の評価が高いだけでどうしようもない無能だったら客先からクレームが入って退場することになるでしょうが、スキルアップに向上心のないエンジニアは客先からの評価は低くなりますので、客先常駐先で他人に迷惑をかけてしまうような人は、邪道な方法のみで会社で生き残るという方法は辞めておいた方が良いでしょう。
まとめ
この記事では、ITエンジニアの私が無能が会社で生き残る邪道な方法について紹介しました。
邪道な方法で選択せざるべき人で説明しましたが、個人的には社長の評価を上げることのみで会社で生き残るというのはおすすめしません。
スキルがないと他の会社に転職することになった時にリスクでしかないですし、エンジニアの業務に関係ない飲み会やゴルフに参加して社長の評価を上げることにだけ重視してしまった結果、実業務でメンバーに迷惑をかけてしまうことになりますし、会社の評価だけで生き残っている人は、窓際族になったり、社内ニートになりがちなので、社員から嫌われることは必至です。
特にエンジニアという職種に付いている人には、技術者としてのスキルを高めるべきであると無能でダメ系の私でも思いますので、真っ当なエンジニアの皆さんは邪道な方法ではなく、真面目に勉強して正攻法で会社の評価を上げて会社に生き残るようにしましょう。
私も過去には邪道な方法で会社にいたこともありますが、正攻法で会社の評価を上げて会社で生き残れるように頑張りたいと思います。