突然ですが、転職したいと思ってことはありますか?
私はITエンジニアをやってそう思ったことがあって実際に自己都合で辞めて転職したことが数回あります。
この記事ではそんな私がIT企業で働いていて転職を決意した理由を3つ紹介します。
ちなみに私は無能でできないITエンジニアなので、有能で優秀なエンジニアの方々とは考え方が違うので、辞めたいと思った理由も有能なエンジニアとは違うと思いますので、ご了承ください。
できるエンジニアの人は、純粋にキャリアアップややりがいが理由なので、私とは根本的に理由が違うと思っています。
無能なITエンジニアが転職を決意した理由3選

パワハラ・モラハラから逃げたかった
私のような無能なエンジニアが転職したい理由として「逃げたい」というのが多いのではないでしょうか?
私は実際に過去に超パワハラ体育会系のPLからパワハラ・モラハラを毎日受けていたことで心が病んでしまって逃げたいと思って逃げました。

私の意見ですが、逃げたいと思ったら逃げるのが良いと思います。
逃げたら甘えているという人も言いますが、そんなことはありません。
私が超パワハラ体育会系のPLから我慢して逃げなかったら今頃はうつ病を発症して病んでいただろうし、精神病棟に入院することになっていたり、エンジニアとして仕事ができないような体になっていたかもしれません。
でも今は逃げたことでダメ系ですがITエンジニアとしてはやっていけてますし、そのときは精神的な病気にはならなかったので、薬の服用はなく通院の必要もなく健康体です。
同じような仕事でも人が違うだけで仕事の楽しさや辛さは180度変わります。
だからパワハラ・モラハラをするようなヤバイ上司に当たってしまったら運が悪かったと思って、辞めてしまいましょう。
次の職場で人生が180度変わる可能性があります。
私は実際に変わりました。正確には私自身は何も変わっていないのですが、周りの環境が変わっただけで毎日怒られていたのに、怒られることがなくなりましたし、毎日辛いと思っていたのに、楽しいに変わりました。
SES客先常駐エンジニアの場合は案件ガチャと言いますが、パワハラ・モラハラPL・PMに当たってしまったらハズレガチャを引いてしまったということになると思います。逃げることを推奨したいですが、バックレは絶対ダメなので注意してください。
SES客先常駐エンジニアには契約期間がありますので、勝手にバックレしてしまうと損害賠償金を請求されて経済的にも大打撃を受ける可能性があります。最悪の場合は自分の名前がIT業界に知れ渡ってしまって、客先常駐エンジニアに戻れなくなってしまう可能性もあります。必ず担当営業に現状を伝えた上で、正式な手続きを踏んでから辞めるようにしましょう。
炎上プロジェクトから逃げたかった
炎上プロジェクトは本当に最悪です。
何が最悪かって体は疲弊して、精神は病んで、エンジニアとしても人間としても生きていることが嫌になります。
真の炎上プロジェクトは納期までに間に合わないスケジュール管理がされているので、多くは毎日終電まで働くことになるので、ゆとりはないし、もはやエンジニアという仕事が好きという気持ちにはとてもなれません。
追い詰められて仕事をしたり顧客折衝をすることになるので、そういった面でのスキルは身に付くとは思いますが、炎上プロジェクトが好きだという人は、トラブルを解消することに生きがいを持っている有能な人かよほどの「M」だと私は思っています。
私は過去に炎上プロジェクトに参画したことがありますが、疲れは取れないし、思考は停止して集中力が日に日に低下していきましたし、食べ物は美味しく感じなくなり、プライベートの趣味も楽しめなくなりました。

そんな状態が続いていたら肉体的にも精神的にも壊れて病気になってしまい、本当に人間として生きるのが嫌になってしまうことは必至です。
だからこそ、炎上プロジェクトから逃げることも一つの選択肢だと私は思っています。
例えば、駆け出しエンジニアが炎上プロジェクトに投入された場合は、テストを担当する可能性が高いです。そうなってしまうと駆け出しエンジニアがせっかく独学やスクールで身に付けたプログラミングスキルを活かせないまま、炎上プロジェクトで時間が過ぎ去っていくことになります。それならテストスキルが身に付くのでまだ良い方かもしれませんが、炎上プロジェクトで心が疲弊してエンジニアを辞めざるない体になってしまった方が最悪なことです。
だったら炎上プロジェクトからは逃げて、ゆとりのあるプロジェクトでエンジニアとして長く生きていくためのスキルを学んだ方が良いと思います。
ただし、前述の通り、炎上プロジェクトだからといって勝手に無断でバックレはしないで正式な手続きに則り撤退するようにしましょう。
給与が低かった
SES客先常駐エンジニアは全く同じ職場で同じ仕事の内容なのに給与が違うことがあります。
業務委託で単価が同じだったとしても所属している会社のマージンによってSESエンジニアの還元率が変わってくるからです。それだけでなく、間に何社か入っている場合も還元率は変わってきますし、そもそも所属元の会社の年棒が一律決まっている場合には案件単価に関係なく、本人の給与は決まってしまいます。
そうなると、SES所属会社が違うだけで本当に全く同じ案件の職場で同じ仕事をしているのに給与が変わってきます。
極端な話、同じ客先常駐先なのにSES所属会社Aは「月収30万」、SES所属会社Bは「月収60万」という給与に2倍の差がついてしまうことだってあります。
これは馬鹿馬鹿しくないですか?
全く同じ職場で全く同じ仕事をしていてですよ?
同じようなではなく、全く同じですよ?
だったら給与が高い会社に転職したいというのが普通の思考だと思います。だから私は客先常駐先はそのままでSESの派遣元企業は転職して給与アップに成功したことがあります。
しかも、給与の少なかった方は、会社のイベントや月一の帰社日は強制参加で参加しないと評価が下がるという会社だったので、明らかに転職先の方が収入面も条件も良かったので、転職して正解でした。

給与アップをするための転職として仕事量が増えたり責任が増えたりするのはリスクと等価交換なので本人次第ではありますが、同じ職場で同じ仕事内容だったら絶対に給与が高い方がいいに決まっていますので、SES客先常駐エンジニアの人は給与を転職理由として考えてみても良いでしょう。
「給与が低くても会社や社員が好きだからいいんだ」というよほどの愛着でもない限りは…。
まとめ
この記事では、無能なITエンジニアが転職を決意した理由3選について紹介しました。
私が実際に転職を決意したことを思い出しながら執筆していますが、紹介した理由で転職したことで後悔することはありませんでした。むしろ転職に成功することができましたので、転職を決意して良かったと思っています。
また、私の場合は、転職を決意してITエンジニアとして転職しました。
だけど、ITエンジニアがITエンジニアとして転職することが正解であるとは限りません。
脱エンジニアとして成功している人もいます。(私は脱エンジニアしたいと思ったことがありますが、失敗して現在エンジニアに至る…)

転職したいと思ったら次になりたい職種は人それぞれなので、転職して自分は何になりたいのか、どうなりたいのか、ビジョンをはっきりしてから行動するようにしましょう。