突然ですが、仕事をしているときに口癖になっていることありませんか?
この記事では、無能でできないダメ系ITエンジニアの代表である私が仕事しているときを振り返ってみて、口癖になっていることを9つ紹介します。
察している人はいるかと思いますが、9つの口癖はすべて悪い意味の口癖です。
この記事を読んでいる皆さんは私のようになって欲しくないので、参考にして頂けましたら幸いです。
無能なITダメ系エンジニアの口癖9選
わかりました(わかってない)

わかりました(わかっていない)
仕事をしていてわからないことがあってもわかりましたとつい言ってしまうことがあります。
過去に客先常駐先の案件でわからないことがあったときに聞きまくった結果、スキル不足と評価されてたった1か月で退場になったことがトラウマになっていることもあるのですが…。


退場になったことだけが理由ではありません。
自分が無能なできないITエンジニアであることは自他ともに認めていますが、それでも「これほどまでにできないのか( `―´)ノ」と思われたくはないというのもあると思います。
さすがに仕様面で分からないことや聞かないと分からないことがあったら聞くようにしていますが、ITエンジニアとして知っていて常識なことや年齢的に分からないと恥ずかしいこと、過去に説明されたことで分かっていないと聞いていなかったの?と思われてしまうようなことは「わかりました」と言ってしまうのが口癖になっています。
そう言った後に自分でググって調べて理解できるようにしたり、設計書やソースコードを読んでその場では分からなくても後から分かったとなるように私は心がけています。
ですから、わかっていなくてもわかったと答えるのは一概に悪いことではないと思います。
悪いのは、わかっていないのにわかりましたと答えて何も行動せずにわからないままでいることですね。本当にわからないままでいると、進捗が進まなくなってプロジェクトの遅延になって、PLやPMの上司は理解できていると思った上でタスクを振っているので信頼性の低下に繋がりますので、結果的には正直に「わかりません」と答えていた方は良かったということになってしまうことも…。
わかりません(本当にわからない)



わかりません(本当にわからない)
上述とわかりましたとは逆で本当にわからないときにわからないと言ってしまうのが癖になっています。
本当にわからないんだからわからないって言うしかないじゃん、ということになるんですが、優秀でできるエンジニアは「わかりません」というのは口癖になっていません。
要件の仕様のことやPMしか知りえないプロジェクトの状況など聞かないと分からないことは能力に関係なくわからないのでわからないですが、ITの知識やプログラミングスキルに関係することは日ごろから勉強をしているし、頭の回転も良いので分かっていることが多いので、「わかりません」が口癖になっていることがありません。
逆に無能でできないエンジニアはわからないことが多すぎてとりあえず「わかりません」が口癖のようにでてきて、有能なエンジニアから説明をしてもらうことが多くなりがちになってしまいます。
最悪の場合、無能なエンジニア自身が「何が分からないのか分かっていない」ときもあって、説明する方にも迷惑をかけてしまうことも…。
でも/だって



でも



だって
これは言われる方は不快に感じてしまうので、極力口に出さないようにはしているのですがついでてしまうことがあるんですよね、「でも」や「だって」という否定的な言葉が。
突発的な仕様変更があった時に「でもこの前はこう言ってたじゃないですかー」とか残業時間が上限を超えてしまいそうになったときに「だって想定外の既存バグの対応が増えてしまったので仕方ないじゃないですかー」などわざわざ言わなくてもいいのに言い訳として口から出てしまうことがあります。
さらに無能なエンジニアは自分が悪くて言い訳にすらなっていないときにも「でも/だって」が息を吐くように出てしまうこともあります。それは確実に相手を不快にさせて場合によっては怒らせることになりますので、気を付けてください。
無理です/できません



無理です



できません
無能はできないことが多いんです。
だからすぐに「無理です」「できません」といいがちです。
「だって無理なんだからしょうがないじゃないか。」byえなりかずき
ということなんですが、有能なエンジニアは無理なことがあっても自分で解決しようとします。そして無理が無理でなくなって、複数の案を提案したりしてプロジェクトメンバーを助けになったりします。
それが有能と無能の決定的な違いなんですよね。
次は気をつけます



次は気をつけます
無能は何かやらかしたときは「次は気をつけます」が口癖になっています。
そう言ったときの大概はめんどくさいので次も気を付けないで終わります。
「行けたら行く」と同じです。
有能なエンジニアはミスしてしまったときは、次に同じようなミスをしないような仕組みを考えます。
例えば、テストでミスをしたらミスした部分のテストを自動化して次に気をつけなくても同じミスが二度と起きないようにできます。
ですから有能なエンジニアの場合は「対処したので次は大丈夫です」になります。
~と言われました



~と言われました
自分は悪くない、そんな気持ちで「~と言われました」と他人に言われたので、という言い訳として出てしまうことがあります。
「だって本当のことなんだからしょうがないじゃないか。」byえなりかずき
ということなんですが、例えばこれをプロジェクトメンバーが全員参加していて、言われた本人もいた場合はその人のせいにしている発言になりますので、確実に気まずくなります。
さすがに空気を読まなんで本人がいる前でこんな言い訳する人はいないと思いますが、口癖になっている人は要注意です。
何をすればいいですか?



何をすればいいですか?
能動的に行動できるエンジニアは自分が何をすれば良いのか分かっているので、「何をすればいいですか?」なんて言葉はまず出てくることはないでしょう。
逆に無能なエンジニアは指示待ちになっていることが多いので何をすればいいのか指示がないと動けないのでこういう言葉が口癖のように出てきます。
これが致命的なのは、PLやPMが体調不良などで突発的な休暇を取ることになった場合です。
本当に何をすれば良いのか分からずに行動できなくなってしまいます。
クライアントとRedmineやメールで連絡をすぐに取らなければならないのにどうやって回答すれば良いのか分からずに、体調不良で休養中のPLやPMに連絡を取って「何をすればいいですか?」と聞いてしまったり、どうしても連絡が取れない場合はクライアントへの返信が翌日に遅延して迷惑をかけることになります。
できたらやります



できたらやります
これも「行けたら行く」と言って行かないのと同じで「できたらやります」と言ってやることはないでしょう。
「できたらやります」ではなく「やります」と言い切ってしまえばいいんですよ。そうすれば「やること」になるんですから。上司もその方が安心します。
できたらというのは最初からやる気がない証拠です。
無能の私が言うんだから間違いないです。
「できたらやります」が出たら要注意です。
「やります!って言えーーー」byルフィ
と言ってあげて下さい。
~だと思われます/~かもしれません



~だと思われます



~かもしれません
有能なエンジニアは自分の発言が正しいことは分かっていて自信があるので「~です」と言い切ってしまうので、言われる方も安心ができます。
無能なエンジニアは自分の発言が正しいことなのか断定できずに自分の保身のために「~だと思われます」「~かもしれません」が口癖のように末尾につきます。ただの口癖ならまだいいのですが、本当にかもしれないので、間違っていることを言っていることが多いです。
信用することができないので信頼性の失墜にも繋がりますので、これが口癖になっている人はとても顧客折衝なんてできません。
開発の現場においても設計しているときに、だと思われていたことが間違えていて、そのままプログラミングの実装を進めてしまって、最後のテストのときに発覚したという最悪の事態を招いてしまうこともありますので、危険な発言だと思っていいでしょう。
まとめ
この記事では、無能なITダメ系エンジニアの口癖9選を紹介しました。
仕事をしているときの自分を振り返ってみると、私が口に出している言葉の数々でした。
こうやって記事に書いてみるとどれだけの人に不快な思いをさせてきているんだろうと嫌気がさしてきます(´・ω・`)
ダメ系と一緒に仕事をしている人みんな、本当に申し訳ございません。
自分が無能なエンジニアだと自覚している人は紹介した口癖のもたらす悪影響を理解した上で使わないようにしましょう。
どうせ口癖するならば「できたらやります」ではなく「やります」に、「~だと思われます」を「~です」に、無能なエンジニアの口癖から有能なエンジニアの口癖に変換して活用するようにしましょう。