客先常駐先のエンジニアとは、所属元の企業ではなく、クライアントの企業に派遣で常駐して働くエンジニアのことをいいます。
この記事を執筆している私ことダメ系ITエンジニアも現在は客先常駐先のエンジニアとしてIT業界で働いて、今までにいくつもの現場を渡り歩いてきました。
その結果、優秀なエンジニアから私のような無能なエンジニアまで様々な種類のエンジニアと出会ってきました。
この記事では、客先常駐エンジニアの現場にいたヤバかった人を4人紹介します。
客先常駐エンジニアの現場にいたヤバかった人4選
仕事中に居眠りをする人

エンジニアに限ったことではありませんが、仕事中に居眠りする人に出会ったことはありますか?
ここで言う居眠りというのは昼休みに昼寝として多くの人がやるであろう「机上で顔を伏せた状態で寝る状態」ではありません。
仕事中に強い眠気に襲われて、「顔は正面または下を向いたまま、顔がコクリコクリと動いて居眠りをしてしまう状態」のことです。
前日に睡眠時間が足りずに睡眠不足で起きる場合もあるのですが、睡眠時間が足りているにも関わらず居眠りを繰り返してしまう場合は、自分の意思で眠気を抑えることができない『ナルコレプシー』という睡眠障害の病気である可能性があるので、業務に影響が出る場合には専門的な検査を受診した方が良いとされています。
とある客先常駐先でナルコレプシーとして疑わしい人が隣の席にいました。
その人は毎日のように時間を問わずにずっと眠るわけではなく、ふと動きが止まってカクッと数秒、はっとして仕事をするということを繰り返す人がいて私は隣の席だからイライラしてしまって業務中に気が散って集中することができませんでした。

いつも居眠りばかりしてサボりやがって……
ナルコレプシーだったら病気のため個人を攻めることはできませんが、通院して改善して欲しいという気持ちとイライラが限界を迎えて客先常駐先の上長に報告しようとしたときに私はとあることに気づきました。
そのナルコレプシーとして疑わしい人、めちゃくちゃ仕事が速いんですよ。というより常に起きて仕事をしている私よりも仕事が速かった。
私が無能なエンジニアであるから仕事は遅いので他人を比較するのはおこがましいことですが、毎日結構な頻度で居眠りをして意識がぶっ飛んでいるはずなのに他のエンジニアと比較しても仕事が爆速だったので、



え?いつ仕事してるの?
という良い意味でヤバかった人でした。
もし居眠りする時間がなかったらさらに仕事のスピードが速かったと思うのでどれだけ優秀な人なんだという話ですが、もしかしたら仕事が速い人だからこそ、他の人よりも多くのタスクを割り当てられて疲れて居眠りしてしまっていたということも考えられます。
だから客先常駐先の人たちもその人の居眠りを指摘する人はいなかったし、退場させることなかったのだと分かりました。
ただし、別の現場の別のナルコレプシーと診断された人は、クライアントに居眠りを指摘されて何度かの厳重注意をされて改善が見られなかった人は、契約解除となっておりましたので、仕事ができても仕事中の居眠りはしても良いと肯定しているというわけでないのでご注意ください。
足が臭かった人


ある客先常駐先で事件が起こりました。



なんかこのフロア臭くね?
客先常駐先のフロアはエンジニアだけなく営業を含めたプロパーさんから客先常駐先から出向して来ている同じプロジェクトのメンバーから他のプロジェクトのメンバーまでいろんな人がいるのですが、隣の席の親しいメンバーから耳元で囁かれました。
確かにクンクンと嗅いでみると納豆が腐ったような臭いがしていたのです。
隣の人は鼻が利く人でとても同じフロアで昼食は食べていられないということで、その臭いのせいでランチの時間は丸々不在になるほどでした。
後日に組織編制で席替えがあって判明したことだったのですが、1メートル離れた向かい隣の人の足から発せられた臭いが原因だったのですが、鼻が悪い方の私でも分かる納豆が腐った臭いだったので、本人は気づかないスメルハラスメントには注意したいところです。
急にキレる人


仕事でパワハラを受けたことはありますか?
こちらの記事で紹介したことがありますが、私は超パワハラ体育会系の人がプロジェクトリーダーになったことがあって、少しでもミスをすると罵倒の連続、令和の時代であれば問題になる「〇ね」という言葉も日常茶飯事で辛い思いをしたことがあります。


それでも無能なダメ系ITエンジニアの私は仕事ができないので怒られる理由はあったので、怒られてしまうことは自分が悪いんだと理解できる部分もあったので、我慢しながら仕事はしていました。
とある客先常駐先の休憩時間のプロジェクトメンバー5人で雑談タイムを楽しんでいました。
当時はお昼の時間帯に「笑っていいとも!」が放送されていて、テレビっ子の私は仕事が終わった後に録画していた放送を見るのがとても好きでした。
当時はYouTubeが普及していない時代だったので、お昼の時間帯に仕事をしている人は見れませんでした。放送を見ている私は録画していた内容で面白いことがあったので、



そういえば、昨日の笑っていいとも!でこんなことがあったんですよ~♪
とその雑談タイムで話を振ったとたん、



なんでそんなくだらねえもの見てるんだ?だから仕事ができねえんだろうが?
と通りすがりのPMが前のめりで話に入ってきました。
私は冗談で言っているのかと思ったのですが、顔を真っ赤にして劣化の如く怒り始めたのです。
そこから「笑っていいとも!」のことがどれだけくだらないか?なぜ「笑っていいとも!」を見ているのか?を長い時間に渡って説教され、「笑っていいとも!」を見ることを今日から辞めろと強制禁止を命じられたのです。



……そんなのが現場にいたヤバイ人?エンジニアとは一切関係ないしくだらなすぎる!
と思われた方もいるかと思いますが、確かに話している内容はくだらないと思います。ですが、その怒った人は他にも仕事以外のことでも自分の考えと違うことがあれば、何かれ構わずに本気で顔を真っ赤にながら怒って止まらなくなる人だったのです。
飲み会の席ではさらにその傾向が加速するタイプで一度火が付くと手が付けられなくなって



なんでこんなことで?
ということで急にキレる人だったので、ヤバイ人でした。
同類の人?
ある客先常駐先でこんな人がいました。
- 仕様を理解できていない
- 覚えたことをすぐに忘れる
- 自分で書いたソースコードを説明できない
- 報連相がない
- できないから諦める
これらはダメ系ITエンジニアに当てはまる特徴になります。





それワシやないかい!
察しの良い方ならお分かりいただけたと思いますのが、現場いたヤバイ人というのは、私自身、ダメ系ITエンジニアのことです。
優秀なエンジニアさんやPL、PMから私ダメ系は客先常駐エンジニアの現場にいたヤバイ人として認定されているんだと思います。
被害妄想ではなく、私自身も私と同類の無能なエンジニアと仕事をしているときに、



効率悪いし進捗悪すぎるこの人…
と思う悪い意味でヤバいと思うこともあって、結果的にヤバイ人が起因となって炎上プロジェクトに発展することが多いです。
ヤバい人の最後のオチはこの記事は執筆している私自身だったということで終えたいと思います。お後がよろしいようで。(良くないですね、ごめんなさい。。)
まとめ
この記事では、客先常駐エンジニアの現場にいたヤバかった人を4人紹介しました。
客先常駐エンジニアの現場を転々としている人だったらヤバイ人に遭遇する確率は高いと思います。
最後に同類の人で紹介したダメ系ITエンジニアのような人にはならないように気を付けましょう。
私もこの記事を書いていて悲しくなってきました……。ダメ系ITエンジニアの特徴を改善して、ヤバイ人と認定されないように考え方を改めたいと思います。(行けたら行くの行かないパターンじゃないか!というツッコミはご遠慮します)