突然ですが、会社員をしている人で同僚や同期と呼べる人はいますか?
私はITエンジニアをしていてSESエンジニアとして転職を繰り返していて派遣のような働き方をしているにもあって、今の会社で同僚と呼べる人はいません。
中途採用で入社する人は単独で入社することが多いと思うので、同僚がいるのはレアケースだと思います。
そんな私にもかつては新卒採用で入社した会社には何人か同僚がいたことがありまして、この記事ではその中からとある同僚の話をしたいと思います。
ブラック企業にいたとある同僚の紹介

ブラック企業にいたときの話を一部だけ記事にしたことがありますが、私は過去にブラック企業にいたことがあります。
新卒採用で入社した会社がまさにブラックでそれはそれは酷い目にあいました。

そのブラック企業では同僚が数名いたのですが、その中の同僚は情報系の学校を出ていたので、入社してから数か月の研修では他にいた同僚と比較してもずば抜けてスキルが高かったのを今でも覚えています。
他にいた同僚のほとんどが未経験でエンジニアとして採用された人だったので、プログラミングのプの字も知らない人もいて差がついていたのは明らかでいたが、同じく情報系の学校を卒業している私よりもスキルは高くて有能でした。(私は無能なので比較する対象としてはおかしいですが)
そのため、その有能だった同僚はこの会社では一番出世する可能性を秘めているし、私に何かあったらすぐに助けてもらえる頼もしい同僚になっていく人なんだろうな?と研修の時点で私は思っていました。
ブラック案件に参画…そして…
研修が終ってから同期の人たちはSESで派遣されたり、自社に残ったりとそれぞれの案件に参画することになりました。
その有能だった同期は派遣されて、私は自社に残って案件をしていたのが続いて1年ぐらいが経過したころでしょうか?
私は会社がブラック(自身が無能だったのも一因ですが)で仕事が業務時間内で終わらないで忙しかったので、土日を返上して出社して仕事をしていました。ちょうどその時期に有能だった同僚が自社に返されることになって、別のブラック案件を担当することになりました。
そしてとある土曜日の朝9時頃に私が出社したときにその同僚がいました。
ダメ系あれ?〇〇さん、休日出社なの?



うん、ちょっと仕事が終わらなくてね
休日のオフィスには私とその同僚の2名だけだったのですが、案件は別だったので、離れて座って特に会話をすることなく、黙々と作業を行っていました。
ランチになったので外に食べに行こうかな?と私は思って同僚を誘ったのですが、



やめとく
と言って同僚は仕事をしている……ように見えました。
そして夕方の定時になって私は帰ることにしました。
仕事は終わっていなかったので、このままやっても次の日の作業に影響が出るし、集中力が切れてしまったからです。
同僚はまだ仕事をしているようだったので



〇〇さん、まだ仕事するんですか?
と聞いたところ、



うん……
と返ってきたので、



じゃ、お疲れさまでした
と帰ることにしました。
そして、次の日の日曜日、朝9時に出社してみるとなんとその同僚がまたいたんです。
しかも、前日と同じ服装で…。



あれ?〇〇さん、今日も出社ですか?というか、泊まりですか?



うん……
と元気なさげな返答が返ってきました。
私は私の仕事もあったので、



忙しくて大変だなあ…
と思いつつも、自分の仕事に集中してランチの時間になりました。
大変そうだから同僚をまたランチに誘ってみたのですが、前日と同じく忙しいということでいらないとのことだったので、一人で行くことにしました。
そして、夕方の定時になりました。
仕事に区切りがついたのと、次の日から始まる月曜日からのことを考えて私は帰ることにしました。
同僚はまだ仕事をしているようで、



先に帰りますよ
と声をかけると



うん……
と昨日よりも小さな返答が返っていました。
大変そうにしていたので、何をやっているのか同僚に仕事の内容を見せてもらうことにしました。
すると、その仕事の内容は、私が数か月前に自社で担当していた続きのような内容でした。
しかし、その仕事は無能な私から見ても難易度はそこまで高くないものだったので、私で半日あれば終わるような内容だったのです。



これいつからやってるんですか?
と聞くと、



先週の月曜日から…
ということでした。



え?
と思ったのですが、その同僚が会社評判の新人クラッシャーと言われている評判の悪いパワハラ上司だったのです。
有能から無能へ
私はそのパワハラ上司の元で働いている同僚は簡単な仕事でもできないぐらい有能から無能になってしまい、まさにクラッシャーされたんだな?と察しましたが、私は私で仕事があって忙しかったですし、次の日の月曜日からはまた仕事が始まってしまうので、同僚を置いてお先に失礼することにしました。
自分への後悔
後から分かった事ですが、その同僚は私が出社した土日だけでなく、5日前の月曜日からずっと会社に泊まり続けていたらしいです。
そして、精神がクラッシャーして思考が停止して、簡単にできる仕事が永遠に終わらない状況で自席には座ってパソコンを操作しているように見えるけど、全然仕事が進まないという状況になっていました。



そんな状況ってあります???
ないですよ!
いくら私が無能でも会社に1週間泊まり続けて仕事が1ミリも進まない(しかも簡単な仕事が)なんてことはありません。
恐らく、パワハラ上司から罵詈雑言を受けたのと、追い詰められてしまって、うつ病などの精神的な病が発症していたんだと思います。
その同僚はその1週間も同じように会社に泊まり続けた挙句、心身を壊してしまったということで退職することになりました。
勿論、送別会は参加できない状態だったので開催もなかったですが、助けてあげれば良かったと後悔することもありましたが、ブラック企業から私より早く抜け出すことができたので良かったことだと私は思っています。
しかし、あんなに有能だった人があしたのジョーのように燃え尽きたように何もできない状態にしてしまう新人クラッシャーのパワハラ上司は悪い意味で凄いなと思うし、結局は同僚が2週間かかって何も進まなかった仕事は、別の人が担当して1日で終わっていたので、あそこ同僚を放置していたパワハラ上司は最悪だし、助けてあげられなかった私も最悪だし、社長を含めた会社全体で最悪だと今でも思っています。
今頃どうしてるか?
その同僚は、趣味があって仲が良い方だったので、研修の頃は飲みに行ったり、コミュ障の私でも会話をよくしました。
だから会社を辞めた今でも会いたいな?と唯一思わせてくれる人なので、この記事を書きながら連絡を取ってみたのですが、連絡はありませんでした。
もう数年が経ちますので、電話番号が変わっている可能性もありますが、あのとき助けてあげられなかった私のことを恨んでいるのか?
今何の仕事をしているのか知られなくないのか?
そもそも仕事をしているのか?
昔の同僚とは関わりたくないのか?
あのときに負った精神的なダメージがまだ後遺症として残ってしまっているのか?
そもそも生存しているのか?
定かではありません……が、今ではその同僚が幸せな人生を歩んでいることを祈ります。
まとめ
この記事では、ブラック企業に勤めていた同僚に起きた異変と闇の話をしました。
有能だった同僚はブラック企業とパワハラ上司によって無能にされてしまいました。
永遠に終わらない仕事をやらされて会社に泊まり込んでいた時に私が助けてあげれば良かったと思ったこともありますが、仮に助けて仕事が終わっても新たな仕事とパワハラ上司の圧によって、最終的に退職するという結末は変えることは、ブラック企業が潰れるか?パワハラ上司を退職させるか?のどちらかをしなかった限り、できなかったと思います。
ブラック企業とパワハラ上司は人一人の人生を狂わせてしまう社会的な悪であることを思い知らされた出来事でしたので、この記事ではその話をしてみました。
もし、ブラック企業やパワハラ上司の元で苦しんでいる方は、この記事で紹介した同僚のようになる前の正常な判断能力があるうちに部署移動や転職等を検討させることをおすすめしたいです。
過去にパワハラ上司が悪であることは記事にしていますので、興味のある方は以下の記事も読んでいただけましたら幸いです。












