ITエンジニアの終活でやるべきことを考えてみた

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私はIT業界の仕事をしていますが、無能で仕事ができないダメ系ITエンジニアと申します。

そんな私がブログを始めてみることにしました。

ブログを始めてみようと思った理由は、自分がどれだけダメなエンジニアであるかということをブログとして残しておきたいと思ったのと、今までのエンジニア人生を振り返って整理してこれから自分はどうするべきなのかを考えたいと思ったからです。

記念すべき初めての投稿は「ITエンジニアの終活について考えてみた」というタイトルで記事を書いてみようと思います。

「就活」ではなく、『終活』です。

ブログ閲覧者

はい??ITエンジニアのブログでいきなり終活かよ!?

とツッコミが入りそうな最終回のようなタイトルですが、ダメ系の私だからこそ初めての記事としては相応しいテーマなんじゃないかなと思います。

それではITエンジニアの終活について考えていきます。

目次

そもそも終活って何?

この記事のテーマの終活ですが、終活という言葉をご存じでしょうか?

終活とは、人生の終わりを迎えるに当たり、生前に様々な準備をする活動のことです。

人はいつか亡くなります。

でもいつ亡くなるかは分かりません。

50年後、10年後、1年後、1か月後……もしかしたら明日……今日かもしれません。

交通事故はいつ起きるかわかりませんし、心臓発作や脳梗塞のような突然の病気はいつ起きるかわからないので、冗談ではなく、本当に今日亡くなってしまうかもしれません。

いつ亡くなるか分からないこそ、終活はやっておくべき活動になります。

主な終活として、身辺整理、自身の葬儀、お墓の準備などがあり、自分の遺影用の写真を撮影して準備としたり、自分のお金の使い道を遺書に書いて残していたり、自分の家にあるものを処分や売却して現世に残さないようにしたり、様々なかたちで終活をしている人が増えています。

終活は、少子高齢化が進む中で、遺された家族の負担を減らすだけでなく、自分自身の人生を充実させるために有効な手段なのです。

今まで説明してきた終活というのは、人生の終わりの終活ですが、この記事ではITエンジニアの仕事の終活について考えていきたいと思います。

ITエンジニアの終活とは?

ITエンジニアの終活というのは、私が勝手に考えた造語になりますが、ITエンジニア人生の終わりを迎えるに当たり、ITエンジニアの職に就いているときに様々な準備をする活動のことです。

つまり、これからITエンジニアの仕事に就くために活動をするITエンジニアの就活と逆の意味になります。

定年を迎えてITエンジニアを退職する人、ITエンジニアを完全に辞めて別の職種に転職する人、病気やケガが理由でITエンジニアを辞める人など、ITエンジニアを辞める人が終活をする人に該当します。

先に紹介した通り、人生における終活には身辺整理などやることが沢山あります。

この記事では、ITエンジニアの終活がテーマになりますので、ITエンジニアという職を辞める人が終活でやることを挙げていきます。

ITエンジニアの終活でやることリスト

エンディングノートを作成する

終活を行う上で欠かせないのがエンディングノートの存在です。

本来のエンディングノートは終活に関する自分の考えや希望などを残しておくためのもので、自分が亡くなった後、家族が困らないように手続きに必要な情報を書いたり、葬儀や介護に対する考えをまとめます。

そうすることで自分の死生観について整理することができますし、自分がいなくなった後に残されない人がどのような行動をすれば良いか分かるため、残された人にとっても大切な記録になります。

ITエンジニアの終活でも同じく、ITエンジニアという仕事についての自分の考え方を書いたり、これから先の希望などを残しておくとITエンジニアという仕事を辞めた後、自分はどうするべきかを想像しやすいでしょう。

ただ、ITエンジニアという仕事を辞めたいという人もITエンジニアとしてのエンディングノートを書くことで見えてくるものがあるかもしれません。

もしかして改めて整理してみたら本心はITエンジニアを辞めたくなかったということも…。

身辺整理をする

駆け出しエンジニアになれた人はスクールに通って勉強したかと思います。

IT業界の仕事は学び続けることが大事なので、仕事に就いた後も勉強している人はいます。

このようにITエンジニアに勉強はつきものですが、書籍を購入して勉強したという人はメルカリやブックオフで売ってしまうと良いでしょう。

IT関連の本は最新トレンドのものであれば高く売れますので、もうIT業界で仕事をすることがない人は不要なものになりますので、終活として思い切って売ってしまいましょう。

プログラミングの本の場合、時間が経てば経つほどバージョンが古くなって陳腐化していきますので、早いうちに売却すると良いでしょう。

ITエンジニアの仕事が原因でメンタルを病んでしまってITエンジニアの仕事を辞める人は書籍があるだけでフラッシュバックを起こしてしまう可能性もありますので、本が欲しいという人がいれば譲ってもしまっても良いと思います。

もし、自宅PCでITエンジニアの仕事に関連する仕事をしていた人でパソコンを見るのも嫌だという人は、パソコンで勉強したツールや情報を削除したり、パソコンごと物理的に処分しても良いでしょう。

また、考えられる身近整理としていらないものは処分するようにしましょう。セキュリティ的にないとは思いますが、仕事で使用した書類や記録媒体がある場合、仕事を辞めた場合であってもインシデントになりますので、必ず処分するようにしましょう。

引継ぎを行う

仕事を行っていて一身上の都合や転職が理由で仕事を抜けるときに引継ぎを行いますが、バリバリ仕事ができてITエンジニアをやっているけど、全く別の職種に転職するという人は、しっかりと引継ぎを行ってからITエンジニアという仕事を辞めるようにしましょう。

そうして残された人に引き継ぐことで未練を低減できますし、自分が辞めた後に予期せぬトラブルが発生した場合でも引き継いだメンバーが対応してくれることで自分に連絡が来ないようにすることができます。

ITエンジニアの仕事から完全に離れるためにも引継ぎは大切です。

ちなみに私は転職活動をする際にWikiで引継ぎという形で残すようにしています。

スキルを整理する

ITエンジニアを辞める場合は、自分のスキルを整理するようにしましょう。

今まで取得した資格、職務経歴書を書き出して整理しておくことで、ITエンジニア以外の仕事に就く際はパソコンを使えるというスキルが優遇される場合があります。

意外とITエンジニアの仕事を行っているときは自分の取得した資格のことなんて忘れてしまっていますし、職務経歴という面でも客先常駐エンジニアの人は1つの現場で長期案件が続いていると過去にやっていた業務内容を忘れがちです。

ITエンジニアは、金融、EC、教育、土木、人材派遣、メディアなど担当した業務にとって様々な業種に関連しますし、リーダー職をやっていた場合はコンサルタント業などでマネジメント業務として重宝されます。

ITエンジニアという職を辞める場合は、今までのスキルを捨てるのではなく、自分のスキルを整理しておきましょう。

資産を確認する

ITエンジニアという仕事を完全に辞めて他の職種に転職する場合は資産を確認しておきましょう。

例えば、独立してカフェやラーメン屋を経営したい人は、自分の資産によってできることの範囲は変わってきますし、他の会社にITエンジニア以外の職に転職する人でも勉強が必要になったり、資格取得が必要になったりすることもあります。そのためにお金もかかりますので、仕事を辞めた後のことを考えて資産は確認しておきましょう。

資産と意味では、プロジェクトマネージャー職をやっていた人は高収入な人が多いので、転職する職種との収入との差を確認して、転職先の方が少ないようであれば、生活を見直す検討をしなければならないので、資産を確認することはITエンジニアを辞めた後の人生を設計する上で重要です。

仕事の付き合いを整理する

ITエンジニアで特に客先常駐エンジニアをやっていた人は、よほどのコミュ障でなければ仕事仲間ができて、様々な現場で連絡先を交換する人は多いと思います。特に仲が良かった人とは客先常駐先が変わってもたまにあって飲みに行ったり、遊びに行ったりということも珍しいことでありません。

そういった特に仲が良かった人にはITエンジニアの仕事を伝えておいても良いと思います。

あまり会わない人でもITエンジニアという仕事を辞めることで二度と連絡がつかなくなる恐れがありますので、ITエンジニアの終活として緊急時の連絡先を共有しておくことで過去の仕事の付き合いを整理しておくと良いでしょう。

個人情報に紐づくパスワードは残さないようにする

ITエンジニアとして企業で働いている場合、社内システムへアクセスするパスワードをプライベートで使用しているパスワードと同じものを使用してしまっていませんか?

覚えやすいということで、自分にしか分からないパスワードだからという理由で使いまわしてしまっている人はいると思います。

もし、辞めたエンジニアの会社に悪意を持った社員がいてプライベートで使いまわしているパスワードが何らかの理由で漏洩したり、盗まれてしまった場合、自分がプライベートで使用しているメールアドレスやユーザIDとそのパスワードを組み合わせでGmailやAmazonなどのショッピングサイトに不正アクセスされてしまうことはゼロではありません。

プライベートで使用しているパスワードを会社では使用しない方が良いですが、もし使用してしまっていた場合には、会社を辞める前に必ずパスワードを別のものに変更するか削除して辞めた会社には残さないようにしておくべきでしょう。

まとめ

この記事では、無能で仕事ができないダメ系ITエンジニアの私がITエンジニアの終活でやるべきことを考えてみました。

記念すべき1記事目から「就活」ではなく『終活』をテーマにしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

これからITエンジニアのブログを始めようとしている人が、最初からITエンジニアを辞めた後のことを考えてみましたが、私自身もITエンジニアを辞めた後のことを考えるきっかけになって良かったと思います。

普段ITエンジニアの仕事をしているときは忙しくて終活のことなんて考えている余裕なんてないですからね…。

こんな無能でできないダメ系のITエンジニアですが、ITエンジニアをテーマにブログ記事を執筆していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

無能なダメ系ITエンジニアです/❌勉強せずサボってたので仕事ができないSE/❌プログラミング苦手/❌設計できない/できることはコピペとスクショ/IT業界歴10年以上の経歴で無能なエンジニアの末路/ブラック企業に在籍していた時の裏話/SES派遣やIT業界の闇などの話を中心にダメ系ITエンジニアのブログを執筆中。

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