突然ですが、今までに自分が衰えたと感じたことはありますか?
私は40歳を超えてから衰えたと感じることが多くなってきたように感じます。
30代までは心のどこかでいつまでも元気で生きていけるものだと思っていました。いや、10代、20代の若いときは衰えを感じたことが全くなかったので、そんなこと意識したこともありませんでした。
しかし、40歳になってから様々な悪影響が自分の体に起きるようになってしまったことで衰えを感じるようになってしまいました。
この記事では、40歳を超えたエンジニアが衰えたと思うこと7選を紹介します。私がITエンジニアという仕事をしていることでエンジニアに関連する衰えもありますので、若いエンジニアの方もぜひ読んでみて頂けましたら幸いです。
40歳を超えたエンジニアが衰えたと思うこと7選

1. 残業が辛い
若い頃は体力がありました。しかし、歳を取るにつけて体の衰えを感じるようになりました。一番それを感じるのは、残業をしているときです。
過去にブラックにいたときに9時始業、23時終業で終電に乗って帰るような生活が続いたときに疲れを感じることはありましたが、次の日の朝には回復してなんとか仕事を続けることができました。
しかし、40過ぎてみると残業をするとへとへとになったすぐに疲れてしまうようになりました。
特に地獄だったのが、9時始業からの本番環境で不具合が発生して深夜リリースが必要になってしまって早朝7時までほぼ24時間稼働したときで、体力が持たなくて集中力が続かなくて失神しそうになってしまいました。
若い頃なら不思議なパワーで深夜残業することができましたが、40歳を過ぎてから本当に無理だと感じるようになりました。
仕事ではありませんが、カラオケで深夜オールも疲れて途中で寝てしまうので無理になってしまいました。
だからなのか、30代後半から定時で仕事を終えることが多くなりました。客先常駐エンジニアとして働いているのでたまたま現場が定時上がりであることが多いからかもしれませんが、もう昔のように終電まで働くというのは肉体的に無理になってしまったので、衰えたことの一つだと感じています。
2. 頻尿になった
歳を取ると頻尿になると聞いたことがありますが、本当に頻尿になってしまいました。仕事中にトイレに行くことなんて20代のときであればランチのときに1回、あと1回か2回ぐらい行くか行かないかという頻度だったと思います。
ところから30代から歳を取れば取るほど多くなっているように感じていて、40代になった今では、1時間に1回、多い時だと30分に1回はトイレに行くようになりました。
これは仕事中に利尿作用の大きいお茶やコーヒーを取っているということもあるかもしれませんが、それにしても回数が年々多くなっているし、20代のときはあり得なかったことです。
しかも尿の切れも悪いように感じていますし、50代になる頃には冗談ではなくオムツをつけないといけなくなるんじゃないかと戦々恐々しています。
3. 物覚えが悪くなった
私はITエンジニアの中でも無能に分類される方なので、地頭が悪くIQも低いし、物覚えも良い方ではなかったのですが、40歳を超えるとさらに悪い方へと加速しているように感じます。
40代にしてPLやPMといったリーダやマネジメント業務は経験したことがないので、プログラミングをやっているのですが、新しいことを覚えるということが難しくなってきました。
言語はJavaをメインで昔からやっているのですが、どうしても業務でPythonを使わなければいけないときがあったのですが、今まで経験したことがない言語だったというのもあったかもしれませんが、Python特有の概念をなかなか覚えることができずに苦労することになってしまいました。
20代、30代のときは新しい言語でも頭にすんなり入って来る感じがあったのですが、40代になって頭が固くなっているような感覚ですっと入って来なくなりました。
プログラミング言語以外の業務でも昔なら記憶してキーボードが勝手に動いていたようなこともいちいちネットで調べてコピペする回数が増えたように感じます。
4. 客先面談に落ちるようになった
客先常駐エンジニアとして働いているので、案件の契約期間が切れると新しい案件先に面談をすることになります。
学校を卒業してからずっとITエンジニアとして働いていたので、無能ではありましたが、経験者として、20代後半から30代前半までは案件の面談を受けても落ちることなんてありませんでした。
落ちることがないどころか同時並行して面談を受けていたときは5社中5社からオファーを受けて自分または自社で5社の中から1社を選ぶなんて無双時代もありました。
ところが40代になって、面談を受けても不採用になることが多くなってきました。
PLやPM、上流工程の経験がないから、無能でスキルがないから、という理由もあると思いますが、それだけでなく、客先面談での質問の受け答えが上手くできなくなってきました。言葉ではうまく表せませんが、20代、30代のときはそんなことはありませんでした。これも頭が固くなっているように感じるということにも関連した悪影響の一つになってしまっています。
5. 疲れが取れなくなった
40歳を超えて残業が辛くなっただけでなく、残業をしないで定時に上がっても疲れやすくなって、疲れが取れづらくなったように感じます。
そのため、疲れが経過するにつれて蓄積されやすくなりました。
さらに休日に体を休めても疲れが取れづらくなって、そのまま疲れが残ったまま月曜日に突入するなんてこともあり、回復力が衰えているように感じています。
6. 欲がなくなった
私は元々、高いものは望まない方で欲はない方ですが、それでも若い頃に比べるとさらに欲がなくなってきているように感じます。
例えば、20代の頃はお金が欲しかったので、給料を上げたい、そのためにスキルを磨いて頑張りたいと闘志に燃えていた時期もありましたが、今ではそんな気持ちになることは少なくなりました。
出世したいという気持ちもないので、エンジニアとして致命的なことだと思うのですが、プライベートでも欲しいものや買いたいものもないので、40代に入ってからはなく、何事にも無気力になってしまっているように感じます。
7. 体調が悪いことが多くなった
40歳を超えてこれが最も嫌なことなのですが、体調が悪い日が多くなって、むしろ体調が良い日がないんじゃないかというぐらい大変なことになってします。
特に40歳を超えてから多くなったのがリモートワークです。コロナウイルス感染症の流行によって緊急事態宣言が発令されてから第5類に移行してからでもリモートワークの案件は結構あって、平日はほぼ自宅から出ないなんて日も珍しくなくなりました。それが原因で運動不足になってしまっているのもあるかもしれませんが、体に悪い予兆が出るようになりました。

また、40代という体にガタが出てくる年齢になったタイミングで、偏頭痛持ちになってしまいましたし、体の節々が痛くなったり喉から血が出たり、尿から血が出たり、20代の頃にはありえなかった喉から血が出たり、尿から血が出たり、大病の予兆なのではないかという恐怖を感じるようにもなりました。
40代を超えたばかりで体調が悪いことが表面化して出てきましたが、これから先、私はどうなってしまうのでしょうか?本当に恐怖でしかありません。
まとめ
この記事では、40歳を超えたエンジニアが衰えたと思うこと7選を紹介しました。
40歳を超えてから一気に老け込んできたように感じますし、体力が持たなくなって来たり、物覚えが悪くなって来たり、疲れが取れなくなって来たりしていますので、確実に若い頃と比べると衰えてきたと感じています。
私の場合は運動をすることがほとんどなく、さらに生活習慣や食生活も良い方ではないので、このまま放置してしまうと老化はさらに悪化して、体の面でもスキル的な能力面でもエンジニアを続けることができなくなってしまう可能性もあると思います。
人間、体が資本なので、生活習慣を改善するところから始めて、40歳を超えて感じている衰えを止めることはできなくても緩やかにしていくことが今後、私には必要になって来るでしょう。
エンジニアとして今後も続けていくならば、若いエンジニアの人と仕事で交流するのも刺激を受けていいかもしれませんね。